2026.10.16

X広告の費用の仕組み|課金方式・入札・予算の決まり方と見積もり方

X広告(旧Twitter広告)の費用を見積もろうとしても、媒体の料金表のようなものが見当たらず、予算の根拠の説明に困る担当者の方は多いでしょう。X広告の費用は、決まった単価で広告枠を買う方式ではないため、「1クリックいくら」という数字を先に決めることができません。

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目次

そのかわり、X広告では、何に対して費用を払うか、1回あたりいくらまで払うか、全体でいくらまで使うかを、広告主が設定で決められます。費用がどこで決まるのかを設定の項目ごとに理解しておくと、相場の数字がなくても、予算の組み方を社内で説明できます。

ここでは、X広告の費用が決まる仕組みを、キャンペーンの目的ごとの課金の対象、オークションと入札、予算の設定、支払いと請求のタイミングの順に整理し、初めて出稿するときの予算の組み方までを、X Businessの公式ヘルプの説明をもとに解説します。

X広告を含めた広告の予算を、集客全体の計画の中でどう配分するかを考える段階では、malnaのマーケティング支援にご相談いただけます。

X広告の費用は、オークションで決まります

X広告の費用は、広告が表示される機会ごとのオークションで決まります。X Businessの料金のページでは、X広告の価格は固定レートではなく、オークションを通じて決まり、ターゲットとするオーディエンスの大きさや、同じオーディエンスを狙う広告主の数によって変わると説明されています。

同じ設定の広告でも、狙う相手が多くの広告主と重なる時期には、1回あたりの費用が上がることがあります。反対に、競合の少ない相手に届ける場合は、同じ予算でより多くの成果を得られることがあります。X広告の費用を考えるときは、単価の数字を探すより、単価がどんな条件で変わるのかを押さえることが出発点です。

最低出稿金額は決められていない

X広告には、決まった最低出稿金額がありません。X Businessの「X広告キャンペーンの基本」では、X広告の料金は広告主が決定するため、広告キャンペーンの費用の最小額は決められていないと説明されています。料金のページでも、事業の規模にかかわらず予算に応じて調整でき、支払う金額はいつでも細かく調整できると案内されています。

入札の金額にも、低い下限があるだけです。X Businessの入札とオークションのヘルプでは、請求可能なアクションあたり0.01ドルの最低入札額以上であれば、推奨される範囲の外でも自由に金額を設定できると説明されています。

X広告の全体像は、別の記事でも確かめる

X広告の種類や、効果を分析するための指標は、次の記事で解説しています。ここでは、費用が決まる仕組みと予算の組み方に絞ります。

関連記事:Twitter広告の特徴や制作ポイント、分析の仕方まで一挙解説!

参考:X Business|X広告の料金

参考:X Business|X広告キャンペーンの基本

何に費用を払うかは、キャンペーンの目的で決まります

X広告では、キャンペーンの目的を選ぶと、何に対して課金されるか(課金の対象)が決まります。X Businessの「X広告キャンペーンの基本」では、各広告キャンペーンの目的は具体的な目標に特化しており、ユーザーが特定のアクションを起こした場合にのみ課金されると説明されています。

同じページで示されている、主な目的と課金の対象は次のとおりです。

目的課金の対象向く場面
リーチインプレッション数(1,000件あたり)多くの人に知ってもらう
動画の再生数動画の再生数動画を見てもらう
ウェブサイトへの訪問数リンクのクリック数サイトに来てもらう
エンゲージメントエンゲージメント数ポストへの反応を集める
アプリのインストール数インプレッション数(推奨)またはアプリのクリック数アプリを入れてもらう
アプリのリエンゲージメント数アプリのクリック数アプリを使ってもらう

このほかに、広告とプレミアムコンテンツを組み合わせる目的(課金の対象はプレロールの再生数)や、ウェブサイトで購入してもらう目的(課金の対象はインプレッション)も示されています。

目的を変えると、払う費用の意味が変わる

同じ予算を使っても、目的が違えば、費用で買っているものが変わります。ウェブサイトへの訪問数の目的では、リンクがクリックされたときに費用が発生します。リーチの目的では、広告が表示された回数に対して費用が発生します。

費用を比べるときは、同じ目的のキャンペーンどうしで比べます。リーチの目的で配信したキャンペーンのクリック単価と、ウェブサイトへの訪問数の目的で配信したキャンペーンのクリック単価を並べても、何に費用を払ったかが違うため、正しい比較になりません。

表示されただけでは課金されない目的がある

クリックやエンゲージメントを課金の対象にする目的では、広告が表示されただけでは費用が発生しません。X Businessの入札とオークションのヘルプでは、広告を見たユーザーが請求可能なアクションを行わなかった場合、インプレッションには課金されないと説明されています。

一方で、ウェブサイトで購入してもらう目的や、リーチの目的のように、インプレッションが課金の対象になる目的もあります。インプレッションに対して費用を払う目的では、広告が表示されるたびに費用が進むため、広告をクリックした人が訪れるページの準備ができてから配信量を増やします。

SNS広告全体の課金の方式の種類は、次の記事でも解説しています。

関連記事:SNS広告とは?課金形式と媒体の選び分けを公式情報で解説【2026年版】

X広告のキャンペーンの目的と課金の対象の対応を左右に並べた図

1回あたりの費用は、セカンドプライスと広告スコアで決まります

課金の対象が決まったら、次は1回あたりにいくら払うかです。X広告の1回あたりの費用は、オークションで、入札額と広告の品質の組み合わせによって決まります。

支払うのは、2番目の入札額より少し多い金額

X広告のオークションでは、セカンドプライスオークションと呼ばれるモデルで課金されます。X Businessの入札とオークションのヘルプでは、このモデルでは、オークションで2番目に高い広告主の入札額より、少し多い金額だけを支払うと説明されています。

ヘルプでは、次の例が示されています。1.40ドルで入札し、1.00ドルで入札されている他の点では同一の広告に勝った場合、広告が表示されたユーザーが請求可能なアクションを行うと、その広告キャンペーンに1.01ドルが課金されます。入札額をそのまま払うのではなく、競合に勝つために必要な金額を払う仕組みです。

入札額だけでなく、広告の品質も見られる

ヘルプでは、オークションで考慮されるのは入札額だけではなく、広告の品質も同じように重要だと説明されています。作成した各広告には品質スコアが付けられ、オークションで競い合う際に入札額と一緒に利用されます。入札額と品質スコアを組み合わせたものが広告スコアと呼ばれ、オークションの落札者と、表示される広告を決めます。

品質スコアは、次の3つの点を考慮して決まると説明されています。

  • 共感度:ユーザーが広告に反応しているか。クリック、いいね、リポストが頻繁に行われているか
  • 関連性:ポストの内容がオーディエンスの興味関心に合っているか
  • リーセンシー:最新の話題をポストしているか

品質を高めると、同じ入札額で落札しやすくなる

広告スコアは入札額と品質スコアの組み合わせで決まるため、品質スコアが高い広告は、入札額を上げなくてもオークションで落札しやすくなります。反応を集めやすい広告を作ること、届ける相手の関心に合った内容にすること、新しい話題を扱うことが、1回あたりの費用を抑えることにつながります。

反対に、反応の少ない広告のまま入札額だけを上げても、品質スコアの低さを入札額で補うことになり、費用の割に配信が伸びにくくなります。

参考:X Business|入札とオークションに関するよくある質問

入札の3つのタイプで、単価の管理の仕方を選びます

X広告では、入札のタイプを選んで、1回あたりの費用をどう管理するかを決めます。X Businessの入札とオークションのヘルプでは、自動入札、上限入札単価、目標入札単価の3つのタイプが説明されています。

入札のタイプ金額の決まり方向く場面
自動入札予算内で結果が多く得られるよう自動で最適化初めて出稿する。日別予算を消化したい
上限入札単価1回あたりに払ってよい上限を指定1回あたりの費用の上限を守りたい
目標入札単価平均が目標額以内に収まるよう最適化平均の単価を目標に合わせたい

自動入札は、初めての出稿に向く

自動入札では、広告主が入札額を設定するのではなく、オークションで競い合うことのできる入札額が自動的に選ばれます。ヘルプでは、新規の広告主にこの入札のタイプがすすめられています。日別予算を確実に消化したい場合にも、自動入札を選ぶようすすめられています。

上限入札単価は、1回あたりの上限を守る

上限入札単価では、請求可能なアクションに支払ってもよい金額を選び、この金額を超えて課金されることはありません。ヘルプでは、請求可能なアクションごとに支払う金額を正確に予想できる経験のある広告主に役立つと説明されています。1件の成果に払える金額が決まっている場合に、使いやすいタイプです。

ヘルプでは、上限入札単価を使う場合に、ターゲティングするアカウントとのつながりの持続性と、そのつながりによってもたらされる価値が、広告キャンペーンの目的に見合っているかを考えるよう案内されています。目先の1回の費用だけでなく、その反応やクリックが後の成果にどうつながるかを踏まえて、上限の金額を決めます。

目標入札単価は、選べる目的が限られる

目標入札単価は、平均の費用が目標額以内に収まるように入札額が最適化されるタイプです。ヘルプでは、フォロワー数、ウェブサイトへの訪問数、リーチ、アプリのインストール数、アプリのリエンゲージメント数の目的で選べると説明されています。選んだ目的によっては、目標入札単価が選べないことがあります。

目標入札単価の支払いの仕方にも特徴があります。ヘルプでは、広告主は1日に発生したすべてのリンククリックについて、実際の平均コストを支払うと説明されています。1回ごとの費用を固定するのではなく、平均の費用が目標額以内に収まるよう入札額が最適化される、という考え方です。

推奨入札額は、目安として使う

キャンペーンの設定中には、他の広告主の入札額に基づく推奨入札額が表示されます。ヘルプでは、キャンペーンの予算、日別予算、開始日と終了日を入力すると、上限入札単価の横に推奨入札額が表示されると説明されています。

ただし、ヘルプでは、入札ガイダンスはXのアルゴリズムと経験に基づくアドバイスで、広告キャンペーンの目標の達成や日別予算の消化を保証するものではないとも明記されています。推奨入札額は、社内に示す費用の予測ではなく、入札額を決めるときの目安として扱います。

X広告の入札の3つのタイプと向く場面を示した図

予算は、日別予算と上限の金額で決めます

1回あたりの費用とは別に、全体でいくらまで使うかを予算で決めます。X Businessの広告キャンペーンの期間と予算のヘルプでは、予算の決め方として2つの方法が説明されています。

初期設定は、広告グループごとに日別予算を決める

初期設定では、日別予算と実施期間を、広告グループごとに選びます。あわせて、ご利用金額の上限を広告キャンペーンのレベルで入力し、キャンペーン全体の支出額が指定の金額以上にならないようにできます。広告グループごとに予算を分けたい場合や、広告グループごとの費用を細かく管理したい場合に向いています。

広告キャンペーン予算の最適化は、配分をXに任せる

もう1つは、広告キャンペーン予算の最適化を選ぶ方法です。日別予算を広告キャンペーンのレベルで指定し、キャンペーン内のすべての広告グループの間で、Xがこの予算を自動的に最適化します。この方法を選ぶと、広告グループのレベルでは総予算も日別予算も指定できなくなります。実施期間は、引き続き広告グループのレベルで指定できます。

ペーシングで、1日の中の使い方を選ぶ

日別予算をどう使うかは、ペーシングで選びます。ヘルプでは、標準配信は日別予算を1日を通して均等に使い、集中配信は日別予算をできるだけ早く使い切ると説明されています。標準配信が初期設定で、生放送のテレビ番組やスポーツイベントなど、特定のイベントの期間中に実施したい時間勝負のキャンペーンには、集中配信がすすめられています。

標準配信では、日別予算を均等に使うよう配信が調整されるため、すべての時間帯で予算が使い切られるとは限らないとも説明されています。日別予算を設定しても、毎日その金額をちょうど使うとは限らない点は、月の費用を見込むときに覚えておきます。

参考:X Business|広告キャンペーンの期間と予算

支払いの方法と、請求のタイミング

X広告の費用は、どのように支払い、いつ請求されるのかも、出稿前に確かめておきます。経理の担当者と共有しておくと、請求のたびに確認が必要になる手間を減らせます。

セルフサービスでは、クレジットカードかデビットカードで支払う

X Businessの請求に関する基本事項では、X広告のキャンペーンを開始するには、広告アカウントに有効なカードを追加する必要があり、セルフサービスの広告主はクレジットカードやデビットカードで支払えると説明されています。

カードを追加するときには、支払いの方法が有効であることを確かめるため、5ドル(または現地の相当額/700円)の事前承認手数料がカードに仮チャージされ、7日以内に取り消されます。日本ではDiscoverのカードは使えず、JCBは日本円または米ドルでの支払いにのみ使えると案内されています。また、X広告費を月額1,000万円以上に設定することを考えている場合には、クレジット限度額を気にせず広告を出稿できる、ほかの支払いの方法が案内されています。

クレジット限度額に達するたびに、請求される

X広告の請求は、クレジット限度額を基準に行われます。X Businessのクレジット限度額のページでは、クレジット限度額とは、キャンペーンが停止されるまでに広告アカウントが使える上限の予算金額で、広告アカウントのクレジット限度額に達するたびに、主な支払いの方法に自動的に課金されると説明されています。キャンペーンが終了し、3日間利用がない場合は、残額がカードに請求されます。

同じページでは、2023年6月22日から請求の仕組みを移行していることも説明されています。

移行期間中、以前からXを利用している広告主は、アカウントが更新されるまで、以前のガイドラインに沿って請求されます。

以前のガイドラインでは、クレジット限度額の25%以上を使う、500ドル以上を使う、7日ごと、月の末日、のいずれかに達した時点で自動的に請求されます。

ページの例では、クレジット限度額が200ドルで1日に50ドル以上を使った場合、請求の処理が完了してから2日以内に請求が行われます。

7日間での使用額が50ドル未満だった場合は、請求の処理の完了後、7日目から2日以内に請求が行われます。

請求のロジックと条件は予告なしに変更される場合があるとも注記されています。

支払いの時期を経理の担当者と決める前に、広告管理画面の請求履歴で、実際に請求された日と金額を確かめておきます。

請求が済むまで、キャンペーンが止まることがある

ヘルプでは、キャンペーンがクレジット限度額に達すると、請求が行われ料金が支払われるまで、キャンペーンは「停止中」と表示されると説明されています。カードの利用枠が足りない、カードの有効期限が切れているといった理由で支払いができないと、配信が止まったままになります。配信を止めたくない時期の前には、登録したカードの状態を確かめておきます。

クレジット限度額は、特定の条件に基づいて自動的に増額されると説明されています。自動的に増額される前に引き上げたい場合は、ヘルプの案内に沿って申請します。

通貨は、広告アカウントを作るときに決まる

広告アカウントの国、タイムゾーン、通貨は、アカウントを作成した後に変更できません。X Businessの広告アカウントの作成の手順では、請求に使用する国の通貨と、キャンペーンの結果が表示されるタイムゾーンを選ぶ画面で、作成後にこれらの値は変更できないと明記されています。請求を受ける法人と通貨は、開設の前に決めておきます。

請求書は、広告アカウントの請求の履歴で見る

X Businessの請求に関する基本事項では、広告アカウントに送付された請求書を確認する方法が案内され、詳細な請求の履歴に切り替えると、アカウントのすべての請求書が表示されると説明されています。合計の請求額には、該当する税が含まれている場合があるとも注記されています。経理の処理で必要になる請求書の取り出し方と、税の扱いを、出稿の前に経理の担当者と確かめておきます。

参考:X Business|請求に関する基本事項

参考:X Business|クレジット限度額

参考:X Business|広告アカウントの作成

マーケティング支援

初めて出稿するときの予算は、成果1件の上限から逆算します

X広告には決まった単価がないため、初めての予算は、相場の数字からではなく、自社が成果1件に払える金額から逆算して決めます。ここでは、ウェブサイトへの訪問数の目的で、問い合わせを成果にする場合を例に、手順を紹介します。数字はすべて計算の例で、X広告の単価の目安を示すものではありません。

手順1|成果1件に払える上限を決める

まず、問い合わせ1件にいくらまで払えるかを決めます。問い合わせから受注に至る割合と、受注1件あたりの利益から考えます。たとえば、問い合わせ1件に払える上限を1万円と決めたとします。

手順2|クリックが成果になる割合を見込む

次に、広告をクリックした人のうち、何%が問い合わせをするかを見込みます。自社のサイトの過去のデータがあれば、それを使います。たとえば、クリックした人の1%が問い合わせると見込んだとします。

手順3|1回のクリックに払える金額を出す

成果1件に払える上限に、クリックが成果になる割合を掛けると、1回のクリックに払える金額が出ます。例では、1万円×1%で、1回のクリックに払える金額は100円です。上限入札単価を使う場合は、この金額が入札額を決める目安になります。

手順4|必要な成果の数から、予算を出す

最後に、検証の期間に必要な成果の数から、予算を出します。例で、1か月に5件の問い合わせを得たいなら、1万円×5件で、1か月の予算は5万円です。日別予算は、この金額を配信する日数で割って決めます。

期間の終わりに、見込みの数字を置き換える

最初の見込みは、あくまで仮の数字です。検証の期間が終わったら、実際のクリック単価と、クリックが成果になった割合で、手順の数字を置き換えます。見込みと実際が大きく違う場合は、広告の内容や届ける相手、受け皿のページのどこに原因があるかを見直してから、次の期間の予算を決めます。

初めて出稿するときに成果1件の上限から予算を逆算する4つの手順を示したフロー図

目的ごとに、予算の考え方を変えます

成果1件から逆算する方法は、問い合わせや購入のように、成果を数えられる目的に向いています。認知を広げる目的では、別の考え方で予算を決めます。

認知を広げる目的は、届けたい人数から考える

リーチの目的では、インプレッション1,000件あたりの費用が課金の対象です。誰に何回くらい見てもらいたいかを決め、届けたい人数と回数から予算を考えます。認知の広がりは、配信の前後での指名の検索の数や、サイトへの直接の訪問の数など、広告の外の変化もあわせて見ます。

反応を集める目的は、反応の中身も費用の成果として見る

エンゲージメントの目的では、エンゲージメント数が課金の対象です。反応の数だけでなく、どんな返信やリポストが付いたかも記録し、費用で得られたものとして振り返ります。反応の多い表現がわかれば、ほかの目的の広告の文章づくりにも生かせます。

動画を見てもらう目的は、見られた長さも確かめる

動画の再生数の目的では、動画の再生数が課金の対象です。再生数だけでなく、どこまで見られたかも確かめると、動画の長さや構成を見直す材料になります。X Businessの「X広告キャンペーンの基本」では、動画の長さを6〜15秒にし、キャプションと目立つブランディングを取り入れると効果的だと案内されています。

X広告の費用を抑える4つの工夫

X広告の費用は、オークションの仕組みを踏まえると、広告主の側で抑えられる部分があります。

広告の素材を複数用意して入れ替える

品質スコアの共感度は、ユーザーが広告に反応しているかで決まります。X Businessの「X広告キャンペーンの基本」では、クリエイティブのオプションを3〜5種類ローテーションさせ、オーディエンスがどのクリエイティブに反応するかを把握するよう案内されています。反応のよい素材に予算を寄せることで、1回あたりの費用を抑えやすくなります。

届ける相手と、広告の内容を合わせる

品質スコアの関連性は、ポストの内容がオーディエンスの興味関心に合っているかで決まります。届ける相手を広げすぎると、内容に関心のない人にも広告が表示され、反応が集まりにくくなります。X Businessのターゲティングのヘルプでは、地域、性別、言語、年齢、キーワード、興味関心およびフォロワーが似ているアカウント、カスタムオーディエンスなどのターゲティングが紹介されています。広告の内容に合わせて、届ける相手を選びます。

新しい話題で広告を作り直す

品質スコアのリーセンシーは、最新の話題をポストしているかで決まります。同じ広告を長く配信し続けるより、新しい話題や季節に合わせて広告を作り直すほうが、オークションで評価されやすくなります。素材を作り直す時間と費用も、あらかじめ計画に入れておきます。

目的に合った入札のタイプを選ぶ

1件の成果に払える金額が決まっている場合は、上限入札単価を使うと、1回あたりの費用が上限を超えません。上限を低くしすぎると、オークションで落札できず、配信が進まないことがあります。配信の量と1回あたりの費用の両方を見ながら、上限を調整します。

参考:X Business|広告キャンペーンターゲティング

広告費のほかにかかる費用も見込みます

X広告の費用は、Xに払う広告費だけではありません。予算を社内で承認してもらうときは、広告費のほかにかかる費用も含めて示します。

素材の制作の費用

画像や動画、広告の文章を作る費用です。品質スコアを保つには、素材を入れ替え続ける必要があるため、最初の制作だけでなく、継続して作る費用も見込みます。社内で作る場合も、担当者の時間を見積もっておきます。

受け皿のページと計測の準備の費用

広告をクリックした人が訪れるページの準備と、広告からの成果を計測する設定の費用です。ページが広告の内容に合っていなければ、クリックに払った費用が成果になりません。

運用を外部に頼む場合の費用

広告の設定や分析を外部に頼む場合は、その手数料がかかります。手数料の計算の仕方と、手数料に含まれる作業(素材の制作、レポートの作成、改善の提案など)を、見積もりの段階で確かめます。

Meta広告(Facebook広告)の費用の仕組みと比べたい場合は、次の記事が参考になります。

関連記事:Facebook広告(Meta広告)の料金の仕組みは?課金方法や支払い方法を解説

よくある質問

X広告は、いくらから始められますか

X Businessのヘルプでは、広告キャンペーンの費用の最小額は決められていないと説明されています。日別予算を設定すれば、その金額を超えて課金されることはありません。ただし、予算が少ないと、判断に必要な数の成果が集まるまで時間がかかるため、成果1件に払える上限と必要な成果の数から予算を逆算して決めます。

X広告のクリック単価は、いくらくらいですか

X広告の価格は固定レートではなく、オークションで決まります。ターゲットとするオーディエンスの大きさや、同じオーディエンスを狙う広告主の数によって変わるため、決まった単価はありません。キャンペーンの設定中に表示される推奨入札額は、入札額を決めるときの目安になります。

入札額を高くすると、その金額がそのまま請求されますか

そのまま請求されるとは限りません。X広告はセカンドプライスオークションのため、2番目に高い入札額より少し多い金額が課金されます。上限入札単価を使う場合は、設定した上限を超えて課金されることはありません。

支払いは、いつ行われますか

セルフサービスの広告主は、クレジットカードかデビットカードで支払います。広告アカウントのクレジット限度額に達するたびに、登録した支払いの方法に自動的に課金され、キャンペーンが終了して3日間利用がない場合は、残額がカードに請求されます。

まとめ

X広告の費用は、広告が表示される機会ごとのオークションで決まり、決まった単価はありません。何に費用を払うかはキャンペーンの目的で決まり、1回あたりの費用は、セカンドプライスと、入札額と品質スコアを組み合わせた広告スコアで決まります。全体の費用は、入札のタイプと日別予算、キャンペーンの上限の金額で管理し、請求はクレジット限度額に達するたびに行われます。

初めての予算は、成果1件に払える上限から逆算して決めます。次にやることは、自社の成果1件の上限と、クリックが成果になる割合を書き出し、1回のクリックに払える金額を計算することです。

X広告で集めた見込み客を、ほかの集客の方法とあわせて、問い合わせにつなげる計画を立てる段階では、malnaの新規リード獲得戦略の支援にご相談いただけます。

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執筆者情報

malnaブログ編集部

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