2022.08.01
Facebook広告代理店の選び方とは?メリットや効果を解説
ターゲティング精度や拡散力の高さから、ビジネスにおいて幅広く活用されるFacebook広告。
ひとくちにFacebook広告といっても、対策や使用効果がさまざまで、自社のリソースのみで完結させるのは難しいため、運用する際には代理店に委託するのが無難です。
しかし、代理店を選ぶ際にも費用対効果や試作内容などを考える必要があり、安直に選んだ代理店では成果を上げられず、費用と時間を無駄にする可能性もあります。
本記事では、Facebook広告を代理店に委託するメリット・デメリット、費用対効果を上げるための代理店を選ぶ際のポイントなどを解説します。
自社コンテンツに対するFacebook広告の運用を検討している方は必見です。
Facebook広告(Meta広告)とは
Facebook広告とは、FacebookやInstagram、AudienceNetwork、MessengerなどのFacebook関連のサービスに掲載できるSNS広告の一種です。
ユーザー数の多さやビジネス面での使いやすさなどから、近年では企業での活用が進んでいます。
▶Instagram広告については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Facebook広告(Meta広告)の種類
種類 | 概要 | 効果 |
写真広告 | 画像と文章を使ったもっともシンプルな広告です。 | 自社の商品などをかんたんにわかりやすく宣伝できます。 魅力のある画像を使用することで、広告の閲覧者を引き込みやすくなります。 |
動画広告 | 自動で動画が再生される広告です。 画像広告よりも視認性が高いのが特徴です。 | 視認性が高く、画像広告より多くの情報を伝えることができます。 商品の特徴を強調、音声や動きで注目を集めることができます。 |
カルーセル広告 | 1つの広告に複数の画像や動画を組み込んだ広告です。 | 同じ商品のさまざまな画像を表示したり、1度に複数の商品を紹介したりできます。 |
コレクション広告 | メインの画像や動画の下に商品の画像を複数表示する広告です。 最低でも4枚の画像が必要です。 | 商品カタログのような表示方法であるため、閲覧者が商品画像を見てからスムーズに購入まで進むことができます。 |
(出典:https://ja-jp.facebook.com/business/ads-guide)
利用する広告の種類によって、表示方法や効果が異なります。
それぞれの広告の特徴や自社の利用目的などを考慮した上で、どの広告を表示するのかを検討することが集客のポイントです。
▶Facebook広告の仕組みについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Facebook広告の仕組みは?運用に必要な情報を徹底解説!
▶また、Facebook広告(meta広告)の動画広告については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Facebook動画広告(Meta広告)のメリットや種類別の特徴を解説!
Facebook広告(Meta広告)を代理店に委託する方法
代理店を通して広告運用をする場合、基本は広告主側での準備や作業は少なく広告アカウントを作成し、運用可能です。
基本は広告主側でアカウントを準備し、代理店に相談、依頼するだけで広告運用を代理店に委託することができます。
つまり、事前準備のみでFacebook広告を委託し、運用できるということです。
しかし、代理店に委託する前の事前準備を怠ると、運用開始までの時間が長くなってしまう、運用する際に代理店との連携が滞ってしまうなどのトラブルにつながりかねません。
代理店に委託する際には、しっかりと事前準備をし、目的に合った代理店への委託をすることが成果を上げるポイントです。
アカウントの準備
まずは、Facebook広告を運用するために、Facebookページを作成します。
Facebookページを作成するときに、自社のブランドイメージなどを参考に、ビジネスに関する紹介文やプロフィール画像などを設定します。
特に、広告運用のみを目的としている場合は、Facebookページにアクセスしたとき、興味を持ってもらえるようなプロフィールや投稿を心がけることが重要です。
▶Facebook広告(meta広告)を始める手順については以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Facebook広告(Meta広告)のやり方は?初心者向けに徹底解説!
アクセス権限の設定
Facebookページの設定が完了した後は、アクセス権などの権限付与の設定をします。
広告代理店に相談した後、Facebookページに届くのが権限についてのパートナーリクエストです。
Facebookページの「ページを管理」から「設定」、「ページの管理権限」を開きます。
「承認待ちパートナーのリクエスト」の中に広告代理店のアカウントがあるため、「リクエストに返信」を選び、承認を実行すればアクセス権限の設定は終了です。
アクセス権限の設定が完了すれば、以降は代理店が基本設定をします。
事前準備が完了した後、広告主側は何もしなくても広告アカウントを作成してもらうことができ、広告運用までがスムーズです。
作成が完了した際に広告アカウントを承認すれば、Facebook広告の運用を開始できます。
Facebook広告(Meta広告)を代理店に委託するメリット・デメリット
Facebook広告の運用を自社のリソースのみで対応するのは時間もコストもかかり大変です。
そのため、Facebook広告運用のプロである代理店に依頼することをおすすめしています。
しかし、決して安い金額ではないため、依頼する前に、メリット・デメリットを押さえておくことで、費用対効果を高めることにつながります。
下記では、メリット・デメリットについて解説します。
メリット1.プロによる適切な施策が期待できる
Facebook広告を代理店に委託するメリット1つ目は、プロによる適切な施策が期待できることです。
自社にノウハウが無くても代理店に委託するだけで、集客力が高い広告の作成、アカウントの管理など集客をするための適切な施策を行います。
また、Web広告の配信技術は常に進化しており、日々システムを改善し続けています。
システムの進化に対応し、常に効果的な広告の配信をできるようにWeb広告を調査・研究、実践できるのがプロの代理店です。
そのため、いつでも最新の施策を行うことができます。
自社の利用目的や業種に合った代理店を選ぶことで、より質の良い運用の施策を行うことができます。
メリット2.時間・人員コストを削減できる
メリットの2つ目は、時間・人員コストを削減できることです。
Facebook広告は、手軽に広告運用ができるSNS広告ですが、社内のリソースのみで集客効果を出す場合には、SNS分析ツールを使用して広告を改善したり、投稿内容の確認をしたりと多くの時間・人員コストを使います。
Facebook広告を代理店に委託することにより、ほかの業務や広報活動に時間・人員コストをかけることができます。
メリット3.自社の商品・サービスの強みがわかる
メリット3つ目は、商品・サービスの強みがわかるということです。
多くの広告代理店は、広告運用だけでなく自社の商品・サービスの強みを考えてくれます。
自社の商品・サービスの潜在価値や自社で気づくことができなかった問題点などを聞くことができます。
結果として、自社の商品・サービスをさらに強化でき、集客や収益の上昇につながります。
デメリット1.費用がかかる
Facebook広告を代理店に委託するデメリット1つ目は、費用がかかることです。
運用業務を代理店に委託するには、当然ですが費用がかかります。
作業内容や運用総額にもよりますが、一般的には運用した広告費の20%ほどが作業費用として請求されることが多いです。
安い経費では無いため、委託する前に予算や目的、最終目標などを社内で決め、計画を立てておくことがポイントです。
また、広告代理店では最低予算額や出稿期限などの制限を定めている場合もあるため、委託する際にはこちらも注意しましょう。
▶Facebook広告(meta広告)を運用する際の料金の仕組みについては以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Facebook広告(Meta広告)の料金の仕組みは?課金方法や支払い方法を解説
デメリット2.ノウハウが蓄積されにくい
デメリット2つ目は、自社にノウハウが蓄積されにくいということです。
おおまかな知識はつきますが、自分で考えて自社で作業実務として実行しないことにはスキルとして定着しないでしょう。
Facebook広告で集客を目的とした運用は、最新の施策を継続的に行う必要があります。
最終的に自社のリソースのみで運用することを考えている場合は、代理店に広告の運用だけでなくコンサルティングを依頼するなど、自社で運営するための道筋も考えておく必要があります。
Facebook広告代理店を選ぶポイント
Facebook広告の代理店を選ぶ上での指標になるのが、費用対効果です。
いくら安上がりな施策ができたとしても、費用対効果がともなっていなければ結果的に損をします。
時間と費用を無駄にしないために、費用対効果を上げるための代理店を選ぶポイントをおさえておきましょう。
ポイント1.実績のある代理店を活用する
広告代理店の中でも、得意とするジャンルや実力が異なります。
そのため、委託する際は実績も判断材料に入れることが重要です。
場合によっては、自社の競合での実績がある代理店を視野に入れましょう。
同業種の実績があることで、集客の成功方法や失敗したことによる経験則などがあるため、コンテンツの強みを理解している可能性が高く、効果的な施策が期待できます。
競合での実績がある代理店を選ぶことで、より結果が出やすくなるはずです。
また、代理店を選ぶ際にはなるべく直近の実績を参考にしましょう。
ここ最近の実績がある代理店は、最新の施策ができているということです。
また、得意分野も一緒に調べ、自社のメディアに合った施策ができそうかも見てみましょう。
ポイント2.自社の目的と予算を明確にする
最初に「目的と予算」を明確にすることも重要なポイントです。
Facebook広告を利用することによる、コンテンツの最終目標を明確にしておきましょう。
特に、アクセス数や売上などを具体的に定めておくのが有効的で、目標を達成するための予算を立てやすくなります。
目標と予算を明確にすることで、理想のコンテンツ作成までの逆算ができるはずです。
目標までの逆算をし、その道筋を作ることで、いつまでも不安を抱えたままFacebook広告を代理店に委託するなどということもありません。
また、利用する目的も明確にすることにより、効率的に運用できます。
「目的と予算」は、事前にしっかりと明確にしておきましょう。
ポイント3.情報開示ができる代理店を選ぶ
Facebook広告を代理店に委託する場合、広告運用の情報は代理店が管理することになり、情報が開示されずに自社の目標とミスマッチをおこす可能性もあります。
委託する前に、どのような施策を行うのか、目標や将来設計などを明確に提案し、初期費用や費用の内訳などを細かく開示してくれるのかを確認しておきましょう。
また、「このような施策を行えば、半年後・1年後こういう風になります」といった見込みを具体性をもって提案してくれる代理店を選ぶこともポイントです。
ポイント4.早とちりしない
ポイントの4つ目は、早とちりしないことです。
Facebook広告は、高いターゲティング精度と拡散力があるため、費用対効果が高く、成果を上げやすいSNS広告であると言われています。
しかし、すぐに成果に繋がることは少ないため、不安に思うこともあるかもしれませんが、途中でやめるとせっかく積み上げてきたコストが無駄になってしまいます。
そのため、基本は中長期で改善を重ねながら施策をするのが安全に成果を上げやすく、将来の費用対効果も高くなりやすいはずです。
代理店を運用している途中で不安にならないためにも、目的と予算を明確にし、ゴールまでの道筋をしっかりと逆算しておくことが重要になります。
また、「短期で絶対に成果を上げます」といった具合に強引に押し売りしてくる会社は詐欺の可能性が高いため、注意が必要です。
目的と予算、最終目標を明確にし、計画的な運用をすることが、成果をあげるポイントです。
▶Facebook広告のセグメントの種類や、活用のポイントについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Facebook広告(Meta広告)のセグメントを種類別に解説!活用のポイントは?
正しく運用して費用対効果を高めよう
今回は、Facebook広告を代理店に委託する際のメリットやデメリット、費用対効果を高める選び方について解説しました。
Facebook広告の代理店には得意な分野や試作内容などにさまざまな種類があり、どの代理店が自社に適しているか見極めることで、効果的に運用できます。
今回の記事で解説した「目的と予算を明確にする」、「実績のある代理店に委託する」などのポイントを参考に、後悔のないFacebook広告の代理店を選びましょう。
▶以下の記事では、Facebook広告(Meta広告)を運用する際のポイントや、成功事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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malna株式会社のFacebook広告運用
malna株式会社では、総合的なwebマーケティング支援を行っています。20代の若手社員を中心に世の中のトレンドをいち早く掴み、過去の多様な業種へのコンサルティング支援の経験を活かした幅広いサービスを展開しています。スピーディかつ本質的な成果にコミットし、貴社の利益に貢献いたします。
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✔ Facebook広告を始めたいが、やり方が分からない
✔ Facebook広告で、幅広いターゲットにアプローチしたい
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