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2022.10.20
TikTokの分析方法は?おすすめの分析ツールも紹介!
「 TikTokの分析方法を知って伸ばしていきたい」
「 TikTokの分析ツールを知りたい」
と考えている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなあなたに向けて、以下の項目について解説していきます。
- TikTokで分析すべき項目
- 目的別のTikTok分析方法
- TikTokのアルゴリズム
- TikTokのおすすめ分析ツール
TikTokを伸ばしていくためには、分析し改善していくことが必要不可欠です。
今回の記事を参考にTikTokを効率的に伸ばしていきましょう。
▶TikTokを活用したマーケティングについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
【最新版】 TikTokのインフルエンサーマーケティングを解説!
TikTokを分析するためにビジネスアカウントへ移行すべき
まずはじめに、今後TikTokを本格的に運用していくのであれば、ビジネスアカウントへの移行をおすすめします。
▶ビジネス向けのTikTokアカウント作成についてはこちらの記事を参考にしてください。
TikTokの投稿やアカウントにおける分析を行うためには、インサイト(ユーザーの行動を確認できる分析ツール)のチェックをしなければなりません。
2021年より、インサイトは個人アカウントでも一部確認できるようになりましたが、ビジネスアカウントに移行する事で全ての項目を分析できます。
その他にもビジネス運用する際に役立つ機能も搭載しているため、特別な理由がない限りビジネスアカウントで運用していきましょう。
ビジネスアカウントに関しては全て無料で利用可能です。
▶以下の記事でTikTok企業の運用成功事例や、TikTokを活用した採用活動について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
【事例あり】TikTok企業アカウントのメリットと運用ポイント
TikTokは採用活動に有効?メリットや運用のポイントを解説
TikTokにおける分析項目とは
それではここから具体的に、TikTokを伸ばしていくためにどの指標を分析するべきなのかを紹介します。
重要な指標は以下の5つです。
- フォロワー数
- ユーザーの居住地
- 再生回数
- 平均視聴時間
- いいね・シェア・保存・コメント数
それぞれの項目を分析する理由を詳しく解説していきます。
フォロワー数
フォロワー数とは、シンプルにどのくらいの人にフォローされているかの数値で、アカウントの人気度の高さを表しています。
TikTokのアルゴリズム的にもフォロワー数が多いほどレコメンド欄に表示されやすいため、フォロワー以外の多くのユーザーの目に留まりやすくなります。
また、フォローされているユーザーにはフォロー欄に動画が表示されるだけではなく、レコメンドにも表示されやすいです。
多くのユーザーは TikTokを利用する場合、レコメンド欄をみているため、レコメンドに表示されることによって、更なるフォロワーを獲得できる可能性が高まります。
加えて、「フォロワー数が多い=信頼度が高い」と判断される傾向があるため、そもそもフォロワー数の多さはユーザーがアカウントをフォローする際の心理的ハードルを下げることが可能です。
再生回数
再生回数は「フォロワーが求めているコンテンツかどうか」を判断できる指標です。
ユーザーにとって良質なコンテンツであれば再生回数に顕著に現れるため、各動画の再生回数は必ずチェックするようにしましょう。
また、再生回数が多い動画に関してはTikTokのアルゴリズムからの評価も高くなり、結果的にレコメンド欄に表示されやすくなります。
ターゲットとなるユーザーによっては視聴しやすい時間などもあるため、時間を分けて動画を投稿し、再生回数の変化を見るのも1つの手段です。
投稿時間に関しても色々試してみてはいかがでしょうか。
▶TikTokにおいて再生回数が多い動画に共通しているポイントについて以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
平均視聴時間
平均視聴時間はTikTokのアルゴリズムに深く関係してくる項目のため、重要な分析項目です。
ユーザーの平均視聴時間が長ければ長いほどTikTokのアルゴリズムに良質なコンテンツだと認識され、結果的にレコメンド欄に表示されやすくなります。
TikTokは動画間の移動がスムーズに行えるため、ユーザーから面白くないと判断されれば最初の数秒で次の動画に移動されてしまう可能性が高いです。
動画を作成する際には最初の数秒でユーザーの興味を引き立てられるように意識してみましょう。
いいね・シェア・保存・コメント数
ユーザーの行動心理などを分析するのに役立つ項目として「いいね数」「シェア数」「保存数」「コメント数」が挙げられます。
先ほど、再生回数はユーザーの求めているコンテンツの指標になると説明しましたが、いいね数なども同様にコンテンツの質を把握できる分析項目です。
例えば、多くのユーザーに再生された場合、再生回数だけではなぜ再生回数が高いのか要因がはっきり分かりません。
仮に予想はできたとしても、その仮説が正しいかどうかを判断する指標がありません。
このような場合、ユーザーが実際にコメントした文章を詳しく分析することによって、「なぜ」の部分の精度が高くなります。
実際のユーザーの声に耳を傾け、ユーザーの本当に求めているコンテンツを作成するために、上記した項目も分析対象としてみてください。
ユーザーの居住地
TikTokの運用目的によってはユーザーの居住地も重要な分析項目の1つです。
例えば大分県で実店舗を持つ人がTikTokを運用するとして、最終的なTikTokの目的を「店舗に足を運んでもらうこと」と設定していたとします。
このケースの場合、視聴者が大分県や九州地方の人が多ければ実際に利益に直結する可能性が高いです。
しかし、反対に東北の人が多い場合はTikTokの影響力が増したからといって、店舗の売上が伸びるとは考えにくいです。
最終的な目的にもよりますが、ユーザーがどこに住んでいるのかについては分析する必要が出てくる可能性もあります。
ユーザー側が位置情報サービスを無効にしている場合もありますので、あくまで一指標として抑えてください。
TikTokにおける目的別の分析方法
上記では分析すべき指標について紹介しましたが、その上で注目すべき指標は目的によって異なります。
TikTokを運用する目的別の分析方法について紹介します。
今回、紹介する目的は以下の3つです。
- 知名度の向上
- 商品やサービスの購入
- ブランドイメージの向上
最終的な目的をどこに設定するのかによって分析項目は変化してきますので、ご自身の状況に合わせて参考にしてみてください。
知名度の向上
知名度を上げたい場合に重要な分析項目は、フォロワー数・再生数です。
意識することとして、動画ごとの再生数だけではなく、週単位や月単位での総再生数の推移などを細かく分析してみましょう。
また、目安として1つの動画に対して再生回数がフォロワー数の半分以下になっている場合、改善する必要があるでしょう。
実店舗での商品購入
実店舗で商品を購入することを目的としているのであれば、ユーザーの居住地は最も分析すべき項目でしょう。
先ほども説明したように、実店舗へ足を運んでもらうためには実店舗から距離が近いユーザーに視聴してもらう必要があります。
「ハッシュタグ」を実店舗のある都道府県に適したものにするなど、実際に見てほしいユーザーの目に留まるように工夫していきましょう。
店舗にてキャンペーンなどを行なっている場合はTikTokの動画内でキャンペーンについて説明するなどして、実際に来店を促す施策も考える必要があります。
ブランドイメージの向上
ブランドイメージを向上させたい場合に考慮すべき分析項目は、再生数・平均視聴時間です。
再生数が多ければ多いほどブランドイメージは定着し、向上する傾向がありますが、同様に平均視聴時間も非常に重要です。
動画を長く見ているということは、つまり動画に対して興味や関心が高いと言い換えられます。
動画に対して興味関心が高くなればなるほど、ブランドイメージは向上するため、再生回数だけではなく、「最後まで見てくれているのかどうか」についても注視していきましょう。
なぜ分析が大切なのか?TikTokのアルゴリズムについて
TikTokのアルゴリズム、つまりレコメンド欄に表示されやすいかについては、「加算アルゴリズム」と「減算アルゴリズム」の2つで判断されています。
それぞれのアルゴリズムを正しく理解し、レコメンド欄に表示されやすいコンテンツ作りを目指しましょう。
加算アルゴリズム
加算アルゴリズムが上手く適用されている場合、レコメンド欄の上位に表示され、動画の再生回数が爆発的に伸びます。
加算アルゴリズムが適用される項目例は以下の8つです。
- 平均視聴時間
- 視聴完了率
- いいね数
- コメント数
- フォロー数
- シェア数
- 保存数
- プロフィール遷移数
この項目がそれぞれ高い場合、加算レコメンドが適用され、レコメンド欄の上位に表示される傾向があります。
ただ、全ての項目が高い必要がなく、どれかが少なかったとしてもマイナス評価に無るわけではありません。
上記した中でも、平均視聴時間と視聴完了率は加算アルゴリズムに特に大きく影響すると言われています。
減算アルゴリズム
続いて、減算アルゴリズムについて説明します。
いくら加算アルゴリズムが適用されているからと言っても、同時に減算アルゴリズムの障害によってレコメンド欄に表示されにくくなる場合があります。
減算アルゴリズムが適用される項目例は以下の3つです。
- コミュニティガイドラインに違反している
- 「興味がありません」ボタンを押された場合
- 「報告する」ボタンを押された場合
それぞれの項目についてもう少し詳しく解説します。
コミュニティガイドラインに違反している
TikTokのミッションは「創造性を引き出し、喜びを提供すること」です。
そのミッションを達成するためにTikTokは『コミュニティガイドライン』を設定しています。
コミュニティガイドラインに違反している場合、減算アルゴリズムが適用されたり、アカウント自体がバンされる可能性があります。
TikTok運用を行う人は、一度目を通しておくことをおすすめします。
「興味がありません」ボタンを押された場合
ユーザーは動画に対して、興味がない場合や悪質なコンテンツだと判断した場合、「興味がない」ボタンを押せます。
ボタンを押すことによって、再度動画が表示されることがないなど、ユーザー側としてはメリットを受けられます。
多くのユーザーが「興味がない」ボタンを押した場合、コンテンツの質が悪いと判断され減算アルゴリズムが適用されてしまう可能性があります。
一定数のユーザーに対しては興味がないと思われてしまうことは仕方がないことです。
しかし、不信感を抱かれるようなコンテンツはできるだけ控えるようにすることで、ボタンを押すユーザーは減らせるため、良質なコンテンツ作りを意識していきましょう。
「報告する」ボタンを押された場合
「興味がない」ボタンと同様に、TikTokには「報告する」ボタンも存在しています。
違法性のあるコンテンツや極度に不快感を与えるコンテンツの場合、「通報する」ボタンが押される可能性があります。
「通報する」ボタンを押されることは、減算アルゴリズムが適用されるだけではなく、ブランドイメージや企業イメージも悪化させる可能性が高いです。
また、一度悪化したブランドイメージを元に戻すことは容易ではないなく、企業利益の悪化に繋がります。
そのため、TikTokを運用する際は動画の最終チェックは複数人で行い、モラル・倫理に反することがないかを念入りに行なっていきましょう。
▶TikTokのアルゴリズムについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
TikTok分析に使えるおすすめツール
最後に、TikTokの分析に使えるおすすめのツールを2つほど紹介します。
ビジネスアカウントのインサイトを利用しつつ、他のツールも効果的に利用していきましょう。
Exolyt
Exolytとは簡単に説明すると、 TikTokビジネスアカウントで見れるインサイトが競合他社のアカウントでも見られるツールです。
「Exoスコア」といった数値を算出しており、この数値が高ければ高いほど、レコメンド欄に表示されやすい傾向があります。
TikTokに限らず、SNS運用で競合他社の状況を分析することは、自分のアカウントを分析するのと同じくらい重要であるため、ぜひ利用してみてください。
Tofu Analytics
Tofu Analyticsは日本のSNS分析ツールで、1,000社以上の企業から導入実績があります。
TikTokに限らず、InstagramやTwitter、YouTubeなど数あるSNSを独自の分析機能に基づきデータを算出してくれます。
月々1万円程度必要になってくるため、ある程度軌道に乗った上で本格的にTikTokを運用していく方におすすめです。
まとめ
今回はTikTokを分析する際に注目すべき項目、目的別の分析項目、おすすめの分析ツールなどを紹介しました。
TikTokに限らず、SNS運用を成功させるためには分析が必要不可欠です。
正しい分析方法で行わない場合、効率が悪く成果も出ない可能性が高いです。
今回の記事を参考に効率的に分析を行い、TikTok運用を成功させましょう。
▶以下の記事でTikTok広告やおすすめの代理店について解説していますので、併せて参考にしてください。
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