2022.12.22

SNSマーケティング

TikTokアルゴリズムの基礎から運用ポイント徹底解説

TikTokに投稿した動画で多くの再生回数を獲得すれば、商品やサービスの認知度を高めることが可能です。

TikTokで動画の再生回数を伸ばすにはアルゴリズムへの理解が欠かせません。アルゴリズムに合った動画を投稿し、おすすめ欄に表示させることで多くのユーザーに投稿動画を見てもらえるようになります。

本記事では、TikTokアルゴリズムの基礎知識や特徴を踏まえ、重要視される指標、アルゴリズムに合った動画を制作するコツなどについて紹介します。

TikTokアルゴリズムの概要

この項目では、TikTokアルゴリズムの概要について紹介します。

内容は以下のとおりです。

  • プラットフォームとしてのTikTokの特徴
  • プラス評価につながる「加算式アルゴリズム」
  • マイナス評価につながる「減算式アルゴリズム」

上記の内容を読めば、アルゴリズムを理解する上で知っておきたいTikTokの特徴と、2種類あるTikTokアルゴリズムの要素について理解できます。

動画をおすすめに表示させるために必須となる知識なので、ぜひチェックしてください。

プラットフォームとしてのTikTokの特徴

TikTokには、他のSNSとは大きく異なる部分があります。それはおすすめ表示される動画はアカウントのフォロワー数だけでは決まらないということです。

おすすめ表示されるかどうかは、あくまでも動画ごとに与えられる評価によって決まります。そのため、アルゴリズムに評価される動画を投稿すれば、フォロワー数がゼロの新規アカウントでも爆発的に伸びる可能性があります。

この他のTikTokの特徴は以下のとおりです。

  • 再生される動画は、動画のテーマがユーザーのニーズに合うかどうかで決まる(人気のある投稿者だけが優先されるわけではない)
  • おすすめ表示のチャンスは平等(すべての動画が一定の再生回数を得られるように調整されている)
  • おすすめ表示される動画に偏りがない(おすすめ欄にはユーザーが好きなジャンルから未体験のジャンルまで幅広く表示される)
  • 動画が人気になれば、少し古い動画でもおすすめ欄の上位に表示される(動画自体が人気になれば、長期にわたって上位に表示される可能性がある)

TikTokは、すべての投稿動画におすすめ表示されるチャンスがあります。機会の均等化に配慮されているため「面白い動画なのにユーザーに見られない」といったことは起こりにくいと考えられます。

またTikTokのアルゴリズムでは、動画を見れば見るほどおすすめが好きなジャンルに偏っていく「フィルターバブル」という状況は発生しません。

プラス評価につながる「加算式アルゴリズム」

加算式アルゴリズムは、設定された指標を獲得していくことで、評価が加算されていくアルゴリズムです。投稿した動画が、より多くのユーザーの目に触れるようにするためのプラスの指標と言えます。

設定されている指標は以下のとおりです。

  • 平均再生時間
  • 再生完了率
  • フォロー率
  • プロフィール閲覧率
  • ダウンロード数
  • シェア数
  • コメント率
  • いいね率

上記8つの指標の数値が高くなればなるほどおすすめ表示の順位が上がりやすくなります。そのため、動画を制作するときも、これらの数値を高められるよう意識する必要があります。

マイナス評価につながる「減算式アルゴリズム」

減算式アルゴリズムは加算式とは逆に、関係する指標の数値を高めてしまうと投稿した動画が上位に表示されにくくなるアルゴリズムです。

主な指標は以下のとおりです。

  • 視聴維持率が低い
  • InstagramやTwitterといった他のSNS媒体に誘導している
  • 動画で「興味ありません」のボタンが押された

上記の指標の数値が高い動画はユーザーに求められていないと判断され、不人気動画として扱われます。不人気動画と判断されたコンテンツは上位表示がむずかしくなります。そのため、動画制作においては、これらの数値を可能な限り上げないように意識することが重要です。

TikTokアルゴリズムで重要視される指標

この項目では、TikTokのアルゴリズムで重要な指標を紹介します。

内容は以下のとおりです。

  • 再生された時間と再生完了率
  • 複数回再生数(ループ再生数)
  • 動画に対するユーザーのリアクション数
  • 他のSNS媒体でシェアされた数
  • 動画はハッシュタグチャレンジに参加しているものか?

以下、具体的な内容を説明していきますので、加算式アルゴリズムの数値を高めるために必要な具体的な指標を把握し、動画制作に役立てましょう。

再生された時間と再生完了率

再生された時間と再生完了率はTikTokのアルゴリズムで重要な指標です。動画の再生時間が長く、最後まで見られた動画はTikTok公式から人気の投稿であると判断されやすいからです。

面白くない投稿は最後まで見られることなくすぐにスキップされるので、理にかなった指標と言えます。

先述のとおり、TikTok公式から人気があると認められた投稿は多少古くとも優先的におすすめ投稿の上位に表示され、それが長く続く傾向にあります。こうなれば、より多くのユーザーの目に留まるようになり、再生回数がさらに増えていくでしょう。

複数回再生数(ループ再生数)

動画が複数回にわたって再生されることも、TikTokのアルゴリズムで重要な指標です。特に一度再生され、もう一度頭から再生されるループ再生は重要視される傾向にあります。

ユーザーが何度も見返したくなるような中毒性の高い動画はユーザーからの評価が高いと判断されるため、おすすめ表示されやすくなります。

複数回再生されやすい動画の特徴は以下のとおりです。

  • 映像の加工や編集技術にセンスを感じさせる、いわゆる見惚れる動画
  • エクササイズ系のジャンル
https://www.tiktok.com/@i_am__kei
  • 勉強系のジャンル
https://www.tiktok.com/@breakthroughssk?lang=ja-JP
  • ノウハウ系ジャンル
https://www.tiktok.com/@naosan_super?_t=8YNmSJo2SSP&_r=1

特にエクササイズ系や勉強系、ノウハウ系といったジャンルは、ユーザーに刺さる内容であれば参考書を見返すように何度も見てもらえます。そこに魅力的な動画を継続して投稿すればユーザーをファン化しやすくなり、フォロワーも多く獲得できるでしょう。

動画に対するユーザーのリアクション数

投稿された動画に対するユーザーからのリアクションの数も、TikTokのアルゴリズムで重要な指標です。ユーザーからのリアクションとは、動画に付けられたいいね!やコメントなどの数です。

ユーザーからのリアクション数が多い動画は、それだけ多くのユーザーの興味・関心を惹きつけ、TikTokを盛り上げていると判断されます。

「どれだけ獲得すればアルゴリズムに影響を与えるのか?」といった具体的な数字は公開されていませんが、ユーザーから多くの反応を得られる動画はおすすめ表示されやすくなります。

他のSNS媒体でシェアされた数

TikTokは、投稿された動画をTwitterやInstagram、Facebookといった他のSNS媒体でシェアできる機能があります。このシェアされた数もTikTokのアルゴリズムで重要な指標です。

投稿された動画をユーザーが他のSNSでシェアすればするほど加算され、幅広いユーザーから人気を得ていると判断されておすすめ欄にも表示されやすくなります。

また、他のSNS媒体からTikTokへ流入するきっかけとなる動画は、新たなTikTokユーザーを獲得している動画として高い評価を得やすくなります。

これらの効果を得るためには、ユーザーが積極的に拡散したくなるような動画を用意することが大切です。

動画はハッシュタグチャレンジに参加しているものか?

TikTokでは、投稿動画がハッシュタグチャレンジに参加しているかどうかもアルゴリズム上の重要な指標になります。

ハッシュタグチャレンジは、企業がPRやキャンペーンのために用意したハッシュタグを使って参加する催しのことです。このハッシュタグは、企業がTikTokの運営に依頼して作成してもらうものです。

この催しは参加するユーザーの数が多ければ多いほど盛り上がります。そのため、TikTokの運営はこのチャレンジを成功させるために、ハッシュタグを使ってくれる動画を優先的におすすめ表示させると考えられます。

もし、おすすめ表示するための動画作りに迷ったら、ハッシュタグチャレンジに参加してみることを検討してみましょう。

TikTokアルゴリズムに沿った運用のコツ

この項目では、TikTokアルゴリズムに沿った運用をするためのコツについて紹介します。

主な内容は以下のとおりです。

  • オープニングの3秒間が勝負
  • BGMは流行のもの・人気があるものを使う
  • 投稿時間帯はメインの視聴者層に最適化する

上記の内容を読めば、おすすめ表示されやすくなる動画を作るコツがわかります。

最短で成果を出せる動画を作るために、ぜひチェックしてください。

オープニングの3秒間が勝負

投稿した動画を多くのユーザーに再生してもらうためには、オープニングの3秒間を魅力的なものにする必要があります。ユーザーはオープニングの3秒で動画を見るか、スキップするかを判断するからです。

逆に言えば、再生から3秒以内にユーザーの興味を惹きつけることができれば、スキップされることなく動画を見てもらえる可能性が高まります。

具体的な対策は以下のとおりです。

  • ユーザーの興味を引くタイトル
  • 最初に映る画面を鮮やかにする
  • 最初に質問して、最後にオチとして答えを教える
  • 「保存するかどうかは最後まで見てから判断してください」と伝えてラストまで誘導する

上記のように、動画の内容に期待を持たせるような工夫が必要になります。このような工夫は、バズっている他アカウントの動画から学ぶのがおすすめです。

BGMは流行のもの・人気があるものを使う

TikTokは動画で使われるBGMも重要です。BGMは流行の音楽や人気がある音楽を選びましょう。これらの音楽は多くのユーザーの興味・関心を惹くことができるので、動画で使用すればおすすめ欄にも表示されやすくなります。

どのような音楽を選べばいいか迷うときは、TikTokのおすすめ欄から流れてくる音楽をチェックするのが近道です。おすすめ欄で何度も耳にする曲は、TikTokで流行っていて人気のある曲です。これらの曲を自社の動画で使用すれば、TikTokのアルゴリズムで評価されやすくなり、再生回数をさらに伸ばしていけます。

ただ、音楽の流行や人気の移り変わりは早いものです。定期的にTikTokのおすすめ欄で使われている音楽をチェックし、自社の動画で使えそうな曲を探し続けることが大切です。

投稿時間帯はメインの視聴者層に最適化する

TikTokのメインユーザーは若年層と言われる10~20代です。そのため、TikTokの投稿は、10~20代の生活サイクルに合わせて行うべきと言えます。
令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 72ページ参照 (総務省)

特に15~18時の時間帯は、10~20代の帰宅時間に当たるのでTikTok投稿のゴールデンタイムと考えられます。

他の投稿におすすめの時間帯は以下のとおりです。

  • 通学・通勤の7~9時
  • 12~13時の昼休憩
  • 夕食後の19~21時
  • 就寝前の23~0時

ユーザーが少ない時間帯に投稿すると視聴されにくくなり、他の投稿に埋もれてしまうので注意しましょう。

▶以下の記事では、指標に基づく伸びるTikTok動画の解説をしています!是非参考にしてみてください!
伸びるTikTok動画とは?5つの要素から徹底分析

TikTokで再生回数が伸びないときのよくある原因

この項目では、TikTokで再生回数が伸びないときに考えられる原因について紹介します。ちなみに、TikTok側のシステムトラブルや投稿動画が規約に違反しているケースは除外してい

ます。

主な内容は以下のとおりです。

  • アーリーアダプターの反応が悪い
  • 他のSNS媒体に誘導し過ぎている
  • シャドウバンが発生している

上記の内容を読めば、「TikTokのアルゴリズムで評価が得られるような高いクオリティの動画を投稿したのに再生数が伸びない!」といった状況での原因がわかります。

「おすすめ表示されない原因は自社の動画か?他に理由があるのか?」を見極めるために、ぜひチェックしてください。

アーリーアダプターの反応が悪い

TikTokの動画が伸びるかどうかは、アーリーアダプターに反応してもらえるかどうかで変わります。

アーリーアダプターとは、TikTokに投稿された動画を最初に見る約500人のことを言い、TikTokで投稿されたすべての動画を最初に見て、評価を決める人たちのことです。この約500人のアーリーアダプターに見てもらい、いいね!やコメントがたくさん付けば多くのユーザーのおすすめ欄に動画が表示されます。

ただ、フォロワーが少ないアカウントのアーリーアダプターはランダムで決まるため、運悪くいいね!やコメントを付けない人たちばかりになってしまったときは注意が必要です。このような場合、動画の再生回数が伸びにくくなってしまいます。

そのため、TikTokで動画の再生回数を増やしていくには、フォロワーを可能な限り多く集めてアーリーアダプターの質を高めていくことが重要になります。

フォロワーが少なくても動画ごとにアルゴリズムが評価されるのはTikTokのメリットです。しかし、フォロワーの少ないことが不利に働くこともあることは覚えておいてください。

他のSNS媒体に誘導し過ぎている

TikTokは、動画内で他のSNS媒体に誘導し過ぎていると判断した動画をおすすめに表示しない傾向にあります。おすすめ表示されなければ再生回数も伸び悩みます。

TikTokの運営としては、TikTokをさらに盛り上げてユーザーを増やしてくれる動画を優先するのは当然と言えるでしょう。このことから、TikTok側の希望に反する動画はおすすめ表示されにくいと考えられます。

「TikTokのアルゴリズムに適した動画を投稿しているのになぜか再生回数が増えない」というときは、自社の動画内で他のSNS媒体に誘導し過ぎていないかを確認してみましょう。

シャドウバンが発生している

TikTokのシャドウバンとは、運営側が通知なしで利用者のアカウントに実行する利用制限のことを指します。

シャドウバンが発生すると投稿がおすすめ欄に載らなくなったり再生数が極端に落ちるといったことが発生します。

▶シャドウバンについては以下の記事内コラムにて原因~対処法まで解説しています!
伸びるTikTok動画とは?5つの要素から徹底分析

再生回数が伸びない動画はどうすべきか?

何らかの原因で投稿した動画の再生回数が伸びないとき、「その動画を消すべきか?残すべきか?」は悩むところです。伸びない理由がわからないときは消したくなりますが、残しておくことをおすすめします。

その理由は、他の動画の影響を受けてバズることがあるからです。

例を挙げると、最初に投稿した動画はまったく伸びない状態で、その後投稿した類似動画がバズった場合、バズった投稿に引っ張られる形で最初の動画もバズることがあるからです。

もちろん、投稿してあまりにも反応が悪過ぎる場合は、ニーズの見直しや動画のクオリティをチェックして作り直すために削除するケースもあります。

どちらにせよ、動画の再生回数が伸びない原因は、「TikTokの運営側にあるのか?それとも動画のクオリティ不足や規約違反にあるのか?」を見極めて決めることが大切です。

まとめ

TikTokで動画を優先的におすすめに表示させるには、アルゴリズムへの理解を深めることが重要です。

再生時間や再生完了数、複数回再生などの指標を伸ばし、コメントやいいね!を多く獲得して加算式アルゴリズムを伸ばすことを意識して動画を作成しましょう。同時に減算式アルゴリズムを高めないようにすることも大切です。

TikTokは他のSNS媒体とはちがって、基本的にフォロワー数だけでおすすめ表示されるかどうかが決まらないので、チャンスの多い媒体と言えます。

参入している企業がまだまだ少ないうちに、先行者利益を獲得していきましょう。

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