2022.08.01

SEO

SEOの内部対策は何をしたらいい?10個のポイントを徹底解説!

「SEO対策を実施してみたいけど何から始めたらいいのかわからない」「SEOの内部対策って何を設定したらいいの?難しそう」という悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

SEO対策は専門的な内容が多く、誤った設定をしてしまうとサイトの評価を下げてしまうこともあります。

今回は、SEOの内部対策とはどういった対策なのか、実際に設定すべき10個のポイントを解説していきます。

SEOの内部対策とは

SEOには大きく分けると以下の3つの対策方法が存在します。

  • 内部対策
  • 外部対策
  • コンテンツ対策

このうちの内部対策とは、webサイトの内部設定やソースコードの記述部分を最適化し、サイトの評価を向上させ検索順位の上位を狙う対策を指します。

一部の対策はwebサイトの見た目に影響しますが、外から見ているだけでは分からないような対策も多く存在します。

そのため、地味な対策に思われがちですが、内部対策がしっかりとされていないと、いくら価値のある情報を発信していたとしても、検索エンジンに表示されず誰にも見られないということも起こりうるのです。

また、間違った設定をしてしまうとサイトの評価を低下させ悪影響を及ぼすこともあるため、正しい知識をもとに対策を行う必要があります。

SEO対策のメリット関しては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください

中小企業こそSEO対策をすべき!メリットや対策方法を解説します

SEOで内部対策をする上での重要なポイント

SEOで内部対策を行う上では、以下の3つのポイントを意識した上で対策をしましょう。

ユーザーと検索エンジンの両方を意識する

内部対策を行っていく上では、ユーザーと検索エンジンの両方にとって、わかりやすいサイトになるよう意識する必要があります。

Googleの公式サイトでは以下のようにいわれています。

検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。

ユーザーをだますようなことをしない。

(出典:https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/webmaster-guidelines?hl=ja

検索エンジンではなくユーザーを最優先に考慮して、とありますが検索エンジンにそもそも認識されなければ誰にも見てもらえないため、検索エンジンに対して最低限の対策をする必要があります。

その上で、過度に検索エンジンを意識するのではなく、実際にwebサイトに訪れるユーザーにとっていかにわかりやすく、見やすいサイトであるかという観点を持って内部対策を行うようにしましょう。

ペナルティを避ける

数年前までは、サイト内に上位表示させたいキーワードを大量に含める対策や、ユーザーには見えない状態で検索エンジンにだけキーワードを認識させる対策などが横行していました。

しかし、近年では検索エンジンの精度が向上し、Googleが定めたガイドラインに違反した対策を行うと検索結果から除外され、全く集客できない状況に陥ってしまいます。

Googleの公式サイトでは、以下のようにいわれています。

検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。

サイトがガイドラインのいずれかに違反している場合、Google ではそのサイトに対して手動による対策を実施することがあります。

(出典:https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/webmaster-guidelines?hl=ja

検索順位を不当に上げようとし、ガイドラインに違反した対策を行うことは絶対にやめましょう。

バックアップをとってから作業する

SEOの内部対策を行う上では、webサイトのサーバーにアクセスしファイルを書き換える作業が発生します。

その際は必ずバックアップを取り、いつでも元の状態に戻せるように準備した上で作業するようにしてください。

ソースコード上の文字を1文字変えただけでも、webサイトが表示されなくなってしまうといったこともあります。

一度保存してしまうと、どの箇所を変更したのかも分からなくなり、エラーの原因が特定できなくなってしまうため、そうした場合に備えてバックアップは必ず取ってから作業を行いましょう。

SEOで対策すべき10個の内部対策

SEO対策を行う上で、必ず設定しておきたい10個の内部対策を紹介します。

1つ1つ確認し、ご自分のwebサイトで設定がされているかどうか確認をしましょう。

titleタグの設定

titleタグは1ページごとに個別に設定が可能で、検索結果上に表示される部分となります。

SEO対策を行う上での重要性は非常に高いため、必ず最初に設定するようにしましょう。

設定する上では、その際全ページ同一titleを設定するのではなく、必ず個別のtitleを設定してください。titleが同じページは検索エンジンから同一のページであると判断されかねません。

また、titleタグが検索エンジンに表示される文字数は32文字前後であるため、長くなってしまうと省略されてしまいます。

32文字以内を意識した上で、そのページで狙いたいキーワードを冒頭に設定するようにしましょう。

hタグの設定

hタグは見出しタグと呼ばれ、ページ内の大見出しや中見出しに設定することで、検索エンジンに見出し部分を認識させることができます。

hタグにはh1からh2やh3、場合によってはh4まで設定することがあります。

h1タグは大見出しとなり1ページに1つの設定となるようにしましょう。

h2やh3以降はページ内にいくつ設定しても大丈夫ですが、h1の直後にh3を設定したり、h2の直後にh4を設定するなど、順番が入子構造にならないように注意が必要です。

・正しい見出しタグの構造例

<h1>大見出し</h1>

<h2>中見出し</h2>

<h3>小見出し</h3>

<h3>小見出し</h3>

・誤った見出しタグの構造例

<h2>中見出し</h2>

<h4>小見出し</h4>

<h3>小見出し</h3>

descriptionタグの設定

descriptionタグは各ページに設定できるタグで、そのページの説明文となるタグです。

検索結果上のtitleのしたに表示される文章に該当するため、検索結果に並んだ時にユーザーに興味を持ってもらえるような内容を設定しましょう。

検索結果上に表示されるdescriptionの文字数は都度変化することがありますが、一般的には120文字〜160文字以内であることが多いです。

また、titleタグと同様に、descriptionタグは全ページで可能な限り個別化するようにしてください。

descriptionの設定が同一なページは、検索エンジンから同じページだと認識されてしまう可能性があります。

URLの設定

webサイトには1ページに1つURLが設定でき、URLを共有することでリンクとなりそのページにアクセスすることが可能になります。

その際、URLを日本語に設定しているケースがよく見受けられますが、必ず英語で設定するようにしてください。

日本語URLの場合、検索エンジンが認識しづらくなってしまうことがあります。

また、URLをコピーして共有しようとした際に、日本語ではリンクにならないため自動で文字列が変換されるのですが非常に長くなってしまい、うまく作動しないケースもあります。

英語で設定する際は、そのページの大まかな内容をURLに設定するようにしましょう。

また、URLを途中で変更すると今までのリンクが全て無効化されてしまうため、注意が必要です。

どうしてもURLを変更したい場合は、変更前のURLから変更後のURLに転送設定を必ず行ってください。

構造化データのマークアップ

webサイトに含まれる情報の中で、その種類によってはより正しく検索エンジンにサイトの構造を認識してもらうために、構造化データというものを設定(=マークアップ)することが可能です。

構造化データでマークアップすることによって、検索エンジンにサイトの構造をより正確に認識してもらえるだけではなく、検索結果上でリッチリザルトといって目立つ形で表示されることがあります。

その場合、クリック率が向上しより多くのユーザーのアクセスを見込めるため、構造化できそうな情報はなるべく構造化するようにしましょう。

構造化できる情報の種類には、以下のようなものがあります。

  • 記事
  • レシピ
  • レビュー
  • 商品
  • 組織
  • 求人
  • パンくずリスト

(参照:構造化データの仕組みについて | Google 検索セントラル  |  ドキュメント  |  Google Developers 

画像の圧縮

webサイトに掲載する画像ファイルは、可能な限り圧縮するようにしましょう。

容量の大きい画像ファイルを多く含むページは、表示速度が低下してしまいユーザビリティを損なってしまいます。

webサイト全体の表示速度が低下してしまうと、サイトの評価が下がり検索順位の下落にも繋がってしまうため、1画像あたり1MB以下に抑えるようにしましょう。

alt属性の設定

webサイトに画像を掲載する場合は「alt属性」というものを指定することができます。

alt属性は画像の意味を示すものであり、画像はそのままでは検索エンジンが正確に読み取れないこともあります。

「この画像は〇〇に関する画像です」ということを伝えるためにも、可能な限り設定するようにしましょう。

内部リンクの最適化

webサイト内に複数ページが存在してもページ同士が独立していては、検索エンジンに評価されにくい傾向があります。

同じテーマを扱っているページ同士や、関連性の高いページ同士は、ページ内に内部リンクを設置し、ページ同士の結びつきを強化しましょう。

内部リンクを設置する際は、リンク先のページのtitleをアンカーリンクに設定することで、より内部リンクの効果を高めることが可能です。

robots.txtの設置

robot.txtは、検索エンジンのクローラーに対して、アクセスして欲しいページやしてほしくないページを指定することができるファイルを指します。

例えばですが、ワードプレスなどのようなCMSの管理画面URLは検索エンジンに認識されたとしても意味がなく、クロールのリソースを他のページに割いた方がいいことになります。

その場合は、robots.txtに除外ページとしてアクセスしてほしくないページを設定可能です。

(参照:robots.txt の概要とガイド | Google 検索セントラル  |  ドキュメント  |  Google Developers 

XMLサイトマップ(sitemap.xml)の設置

XMLサイトマップとは、検索エンジンに対してwebサイトにはこれだけのページが存在するのでクロールしてくださいね、と案内する目次のような機能です。

ここにURLを記載することで、ページのクロールを促進し検索結果への表示がされやすくなります。

新規で公開したページなどは、検索エンジンに表示されることが遅いため、必ずXMLサイトマップに追加していくようにしましょう。

まとめ

SEOの内部対策は重要でありながら、専門知識が必要なため難しく思われがちです。

しかし、基本的な対策項目はそこまで難しくないため、1つ1つ要点を確認し漏れなく設定するようにしましょう。

一方で、誤った設定をしてしまったり、ガイドラインに違反した設定をしてしまうと、サイトに悪影響を与えてしまうので、対策が不安に思った方はなるべく専門の会社に対策を依頼することをお勧めします。

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著者情報

writermalnaブログ編集部webマーケター / データアナリスト
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