2022.07.05
SEO対策費用の相場はどれぐらい?3つの料金形態と費用の内訳を解説!
SEO対策は専門知識や経験が必要なため、自社内で行うことは難しく専門会社に外注するケースが多いです。
対策を外注する場合は、料金形態や各種サービス内容、費用の相場を正しく知る必要があります。
また、本記事では外注する場合の注意点も紹介しますので、外注する場合はぜひ参考にしてください。
SEO対策の料金形態
SEO対策を外注する際には、サービスを提供する会社によって料金形態が異なりますが、大きく分けて3つに分類することができます。
それぞれどういった特徴の形態なのか、解説していきます。
月額定額制
SEO対策を外注する場合、多くのケースが月額定額制に該当します。
契約の段階で毎月提供するサービスの内容をすり合わせ、それに応じた料金を毎月一定で支払うという形態です。
契約期間としては、1ヶ月単位で契約できるケースもありますが、多くの場合最低契約期間が半年〜1年と定められています。
これは、SEO対策は短期間で成果を出すことが難しいため、1ヶ月で成果が出ないと判断するのではなく、半年以上の長期的な視点を持って契約する必要があるためです。
成果報酬型
最初に指定したキーワードで対策を依頼し、該当キーワードが検索エンジンで何位以上に表示された場合のみ、支払いが発生するといった成果報酬型の契約も存在します。
クライアント側からすると、成果が出た場合のみ料金が発生するため、無駄な費用は支払いたくないという場合にはおすすめの形態となっています。
しかし、サービス提供会社からすると成果が出ない限りお金が支払われないため、一定期間対策を行った結果成果が出なかった場合は、それ以上対応をしてくれないということもありえます。
成果を重視したい場合にはあまりお勧めできない料金形態といえるでしょう。
短期契約型
契約期間を1ヶ月〜3ヶ月と短い期間に絞ってその期間でトータル〇〇円、というように一定期間の対策に絞った形態もあります。
社内にある程度専任で対応できるリソースがあり、契約期間内に対応すべき課題を教えてもらい、あとは自社のリソースで対応したい、という場合に適している料金形態です。
短期契約型を選ぶ場合、一定期間内で確実にノウハウを得る必要があるため、しっかりと期間内に対応してくれる対策会社を選ぶ必要があります。
SEO対策に含まれるサービス内容と費用の目安
SEO対策を外注した場合に、主に提供されるサービス内容とその費用の目安を紹介します。
自社でwebサイトを運営していくにあたって、何が足りなくて何が必要なのかをしっかりと検討した上で、必要な内容のみを提供してもらうようにしましょう。
レポーティング
SEO対策を行う上では、一定期間でPDCAを回し常に改善をしていくことが非常に大切です。
そのためには、サーチコンソールやGoogleアナリティクスといった、Googleが提供しているツールを利用しサイトの状況を逐一確認する必要があります。
しかし、ツールをパッと見ただけでは何をどう確認したらいいかわからず、それらをわかりやすくまとめ、クライアントごとに必要な情報を整理してくれる作業がレポーティングです。
レポーティングは初期設定さえしてしまえば以降の更新は比較的簡単なので、費用も安価な場合が多いです。
レポーティング費用としてはサイトの規模にもよりますが、1万円〜5万円ほどであることが一般的です。
コンサルティング
自社のwebサイトが抱えている課題に対して、現状の状況を分析した上で解決するための道を教えてくれることがコンサルティングです。
SEO対策を行う上では、専門的な知識や実際に対策を行った経験が非常に重要になります。
そういった知見やノウハウをもとに、コンサルティングしてもらうことで、自社サイトのアクセス数を伸ばし成約を伸ばすことにつながるでしょう。
コンサルティング料金は、対策する業界の難易度によっても変わりますが、5万円〜20万円と料金の幅が広いサービスとなっています。
内部対策
webサイトのタグ設定やソースコードの最適化などの内部対策を、実際に代行して修正してくれるのが内部対策です。
内部対策は正しい知識を持っていれば自社内のエンジニアでも対応ができますが、誤った対策をしてしまうとwebサイトの評価が低下してしまうことに繋がります。
自社内にサイト修正のリソースがなかったり、対策するための知識に不安がある方は専門会社に依頼するようにしましょう。
内部対策の料金は、サイトの規模や修正しなくてはいけない課題の重要度によって変わりますが、代行してもらう場合5万円〜20万円あたりが相場となっています。
内部対策について詳しく知りたい方はこちらの記事を参照ください。
外部対策
外部対策とは、webサイトの外部的な側面に対して行う対策であり、外部リンクの獲得やサイテーションの獲得などが含まれます。
外部リンクの獲得は、自社内で行うことが非常に難しく、対策するには専門会社の力を借りるしかありません。
外部リンクは数が多ければいいというものではないため、質が良く自社サイトとの関連性が高い外部リンクを保有している専門会社に依頼するようにしましょう。
獲得するリンクの数によっても料金は変わってきますが、1万円〜10万円ほどであるケースが一般的です。
コンテンツ制作
webサイトに掲載するいわゆる記事を制作していくサービスが、コンテンツ制作です。
SEO対策のメインとなる対策であり、レポーティング結果を踏まえながら、定期的にコンテンツを制作していく必要があります。
同じ内容の記事を制作するにしても、SEO的な知見を意識して書くのと書かないのでは、検索順位が変わってくるため、専門会社のノウハウをなるべくなら借りたいところです。
コンテンツを制作してもらう場合の単価は、1記事あたり1万円〜3万円ほどであることが一般的です。
医療業界や金融業界などのように、高度な専門知識が必要な場合は費用が高く、1記事あたり5万円を超えるケースもあります。
外注する場合のSEO対策の費用相場
SEO対策を外注しようと思った場合、どの範囲まで対応してもらうかによって費用の相場が変わってきます。
今回は3つのケースに分けて、対策を外注した場合の相場を解説します。
実際に外注する場合は、自社にとって必要なサービス内容を取捨選択し適切な費用で依頼しましょう。
コンサルティングのみの場合
専門会社にはコンサルティングのみを依頼し、実際のサイト修正やコンテンツの追加は自社のリソースで賄う場合の費用相場は5万円〜20万円となっています。
定期的な打ち合わせだったり、チャットによる日々の質疑応答を行ってもらう場合は、料金が高くなっていきます。
内部対策・外部対策まで依頼する場合
コンサルティングに加え、課題に応じて実際のサイトの修正や外部対策までを含めて依頼する場合は、30万円〜50万円が費用の相場となっています。
どちらか片方のみを依頼する場合は、それぞれ5万円〜20万円ほど料金が変わってくるでしょう。
料金はもちろん高くなってしまいますが、自社内にSEOの知見がある人材がいない場合は、費用をかけてでも専門の会社に依頼することをお勧めします。
コンテンツ制作も委託する場合
サイトの修正や外部対策に加え、コンテンツ制作を含め丸っと依頼する場合の相場は50万円を超えてくるケースが多いです。
サイトの規模が大きく、金融業界や医療業界に該当する場合は、コンテンツ制作の単価も高くなるため、月額の対策費用が100万円を超えるケースも珍しくありません。
コンテンツ制作の費用はなるべく抑えたい、という場合は記事の構成案のみを依頼し、実際の執筆は自社内で賄うことで費用を抑えることができるでしょう。
▶SEO対策を外注する場合のオススメ会社に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
SEO対策を外注する場合の注意点
SEO対策を実際に外注する場合、いくつか注意点があるため必ず抑えるようにしてください。
自社サイトの成果が上がりづらいだけではなく、依頼する前より悪化してしまうということもあるため、しっかりと意識するようにしましょう。
対策内容を定期的に報告してもらう
SEO対策にはさまざまな内容が存在し、コンテンツ制作のように対策内容が見えやすいものもあれば、内部対策のように何をしてもらったのかわかりにくいことも多いです。
また、契約が長期にわたって続いている場合は、毎月何を対策してもらっているのか実はわかっていない、ということも見受けられます。
支払っている費用に見合ったサービスの提供を受けるためにも、毎月の定例報告会などの際に、その次に対策してもらった内容をしっかりと報告してもらいましょう。
仮に、対策内容が不透明で報告が曖昧だった場合は、月額料金を下げてもらうように交渉することもできるはずです。
内部対策は開発環境で行ってもらう
内部対策を依頼する場合、実際のwebサイトに影響が出る修正も多く、慎重に修正を行わないと何らかのエラーでwebサイトが表示されなくなってしまうこともありえます。
そういった事態を避けるためにも、修正作業を行ってもらう前に、実際のwebサイトのコピーサイトを開発環境として用意し、その環境で修正を行ってもらうようにしましょう。
修正環境にて問題なく修正課題が実装できたことを確認し、エラーが出ていないことがわかった上で本番環境へ反映してもらうことで、予期せぬエラーを防ぐことにつながります。
また、何か意図せぬエラーが発生してしまった場合NI備えるためにも、すぐに修正前の状況に戻せるようにバックアップをとっておくようにしましょう。
アクセス数だけではなく成約数も視野に入れてもらう
SEO対策の基本的な方針としては、検索結果上への露出を増やし、webサイトへのアクセス数を増やすことが目的の場合が多いです。
しかし、アクセス数がいくら増えたとしても、資料請求やサービス申し込みなど、その先にある成約につながらなければ実際の売り上げにはつながりません。
アクセス数だけを重視し専門会社と契約してしまうと、場合によってはアクセス数は増えたけど全く売り上げにつながらないということもあるため、成約までしっかりとサポートできる会社を選ぶようにしましょう。
対策実績を公開している会社を選ぶ
SEO対策会社の数は非常に多く、実際に成果を出している会社もあればそうではない会社も一定数存在しています。
事前にしっかりと成果を出してくれるかどうか判断することは難しいですが、対策実績をwebサイトで公開している会社は、そうではない会社と比較して信頼性は高まるでしょう。
さらにいえば、実際にwebメディアを運営し、その検索順位などを公開している会社はしっかりと対策を行って成果を出していることがわかります。
SEO対策会社の選定に迷った際はそういった観点で選ぶようにしましょう。
自社内にSEO対策のノウハウを蓄積させる
SEO対策は長期的な視点を持って取り組む必要がありますが、永久に対策を依頼し続ける必要はありません。
しかし、SEO対策を専門会社に完全に委託し、自社内にノウハウを蓄積させていかなければ、依頼し続けることになってしまいます。
いずれは自社内のリソースのみで対応できるようにするためにも、内部対策のノウハウやコンテンツ制作の知見などを吸収し、自社内に貯めていくようにしましょう。
まとめ
SEO対策の費用は提供してもらうサービスの内容や、自社サイトの規模や業界によって大きく変わってきます。
支払った費用以上の効果を出してもらうためにも、自社サイトに必要なサービスなどを事前にしっかりと精査し、しっかりと対策をしてくれる実績のある会社を選ぶようにしましょう。
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