case

支援実績

AI支援
スカウト3時間が30分に。人材紹介会社が選んだ「AI前提」の業務設計
株式会社リズミック様
課題
リズミックのメンバーは、ChatGPTなどのチャット型AIを、すでに全員が業務で使っていました。それでも、スカウトの送信や選考管理といった定型業務には、多くの時間が取られていました。既製の求職者管理サービスもいくつも試しましたが、自社のやり方に合うものには出会えていませんでした。

スカウト業務の工数:約8割減(1日3時間 → 30分以下)

全体の工数:約5割減(3人で回していた業務を、1.5人分で)

自社の業務に合わせた求職者管理ツールを、自分たちで内製

 

チャット型AIは使っていた。それでも、定型業務に時間を取られていた

そこで始めたのが、malnaとのAI導入支援です。代表取締役の草間嵩さんに、依頼の決め手、業務に起きた変化、そして少数精鋭の組織に込める思いを伺いました。

「人生は短い、意味あるものにしろ」が社名の由来

はじめに、貴社の事業内容について教えてください。

草間さん: リズミックは、人材紹介を軸に、成果報酬型のスカウト代行、採用コンサルティング、新規事業の立ち上げ支援を行っている会社です。2017年12月に設立しました。 社名の「Lismic」は、"Life is short, make it count"(人生は短い、意味あるものにしろ)という言葉が由来です。限られた人生の時間を何に使い、何を成し遂げるのか。その問いに向き合い続ける会社でありたいと考えています。

完成された専門家より、学び続けて伝えてくれる人

malnaに依頼を決めた理由を教えてください。

草間さん: 一番は、高橋さんへの信頼です。以前から一緒に仕事をさせていただいた実績がありました。 もう一つは、AIという分野の捉え方です。AIは変わり続けていくので、すべてを知っている完成された専門家がいる分野だとは思っていませんでした。大事なのは、新しい情報を常にキャッチアップして、わかりやすく伝えてくれる存在かどうかです。

始める前に、不安はありましたか。

草間さん: 自分たちが、ちゃんと身につけられるのかという点です。リソースをしっかり割いて向き合えるのか、そこが気がかりでした。

支援内容

対象:リズミックのメンバー 期間:2026年5月下旬〜8月(毎週のハンズオン形式) ゴール:メンバー全員が、自分の担当業務でClaude Codeを使えるようにする ・環境構築:全員のPCにClaude Codeを導入し、認証まで完了させる。 ・Claude Codeを業務に組み込む基本の学習:指示書、再利用できる手順、外部ツールとの連携といった仕組みを、実際の業務に当てはめて学ぶ。 ・自社業務に直結するツールづくり:選考管理のダッシュボードや、Googleスプレッドシート上の業務ツールを、メンバー自身が作る。 ・セキュリティレビュー:作ったものを互いに見せ合い、安全面の観点で確認し合う。公開前に複数人でチェックする手順を整えた。 ・議事録の自動記録・蓄積:打ち合わせ内容を自動で記録し、後から使える形で蓄積する仕組みを構築。 ・データ分析と改善提案書の研修:データをもとに、改善提案書までAIで組み立てる流れを体験。 ・毎回の課題設計:メンバーごとの進捗と担当業務に合わせて、その回の課題ややることをmalnaが決定。

「AIで助ける」から、「AIから組み立てる」へ

研修を受けて、何が変わりましたか。

草間さん: 業務を考えるときの出発点が、根本から変わりました。以前は、いまの業務をAIでどうサポートするかを考えていました。いまは、AIをベースに業務をどう組み立てるかから考えます。「AIにはできないだろう」と決めつけていた部分も、先入観なく「AIでできないか」と問うようになりました。
株式会社リズミックの取り組みを紹介する画像

スカウトは1日3時間から、30分以下へ

その発想の転換は、具体的にどの業務に表れましたか。

草間さん: スカウトの送信は、エージェントにとって欠かせない業務ですが、とにかく時間がかかります。それが、1日3時間かかっていたところから、30分以下になりました。体感では、30分もかかっていないかもしれません。 自動化して終わりにせず、質もしっかり保ちながら、少しずつ磨き込んでいます。

全体では、どのくらいの変化ですか。

草間さん: 3人で回していた業務が、1.5人分でこなせるイメージです。面談のメモを取ってまとめる、システムに入れ直すといった、見えにくい時間も含めて、体感ではおおよそ半分になっています。

市販サービスをいろいろ試して、最後は自社で作った

速くなっただけではありません。求職者の管理も、変わりました。

求職者の管理は、どうしていますか。

草間さん: これまで、既製の求職者管理サービスをいろいろ試して、導入してきました。ただ、どれもしっくりきませんでした。いまは自社で作っています。 自分たちの業務や考え方を反映して、譲れない部分を最初から組み込める。これは、大きな変化です。

「自分たちだけでは、どこかで大きな失敗をしていた」

一方で、草間さんが速度以上に重く受け止めたのは、安全面でした。malnaの支援は、いかがでしたか。

草間さん: とてもよかったです。一つは、毎回、いまの状況ややりたいことに合わせて、課題ややることを決めてくれた点です。決まった内容を全員で一斉にやる形ではなく、進捗も担当業務もそれぞれ違うので、この進め方は助かりました。 もう一つはセキュリティです。何をすればいいのか、どれほど大事なのかも、正直わかっていませんでした。自分たちだけでは調べきれず、どんな状況になりうるのかも見えていなかった。話を聞けていなければ、どこかで大きな失敗をしていたはずです。 Claudeに関する発信や市場の動きといった情報をもらえたことも、プラスでした。
支援では、作ったものを互いに見せ合い、公開前に複数人で確認する手順を整えました。
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チャット型AIを使っているだけでは、足りなかった

では、どんな会社にこの支援をすすめたいですか。

草間さん: 私たちのように、すでにチャット型AIを使っている会社でも、業務への組み込みや、安全面で足りない部分は出てくると思います。とくにセキュリティは、一部の人が理解しているだけでは足りません。全員が同じ視点と危機感を持つことが大切です。 もちろん、AIをまったく使ったことがない段階から始める場合にも、どの機器を使い、どのサービスにどうログインし、どんな環境で使うかというセッティングまで、一緒に揃えてもらえると感じています。

時間を縮めた先に描く、人生まで豊かになる少数精鋭の会社

時間を縮めたその先に、どんな組織を描いていますか。

草間さん: 少数精鋭で、AIを最大限に活用する組織です。急拡大は考えていません。 AI導入のメリットは、仕事の中だけにとどまらないと考えています。短い時間で最大の成果を出して、仕事以外の時間も含めて、そこで働く人の人生全体がよくなってほしい。「なぜ自分はこれをやっているんだろう」という無駄なストレスは、できるだけなくしたいんです。自分たちだからこそやるべきことに、時間をかけられる会社にしていきます。
社名に込めた「人生は短い、意味あるものにしろ」という問いに、そのまま重なる答えでした。

求職者の方には、どんなサービスを届けたいですか。

草間さん: 効率化や整備はAIで追求しつつ、人の温かみが伝わるサポートを続けたいです。マッチングの精度はAIで高めながら、そこに私たちの経験と人の関わりを足して、求職者の方に納得してもらえる支援を届けていきます。

草間さん、貴重なお話をありがとうございました。

スカウトや選考管理のような手作業が残っている。既製の管理サービスが自社に合わない。チャット型AIは使っているが、業務への組み込みや安全面には自信がない。そんな会社の業務の組み立て直しに、malnaが伴走します。まずはお気軽にご相談ください。
株式会社リズミックについて 人材紹介事業、成果報酬型のスカウト代行、採用コンサルティングを展開。 設立:2017年12月 所在地:東京都新宿区高田馬場2-17-3 コーポレートサイト:https://lismicinc.studio.site/ ※人材紹介サービスは株式会社リズミックによる提供です。

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