2024.03.12
【徹底解説】会議録画文字起こしツール『tl;dv』をおすすめする理由3選
はじめに
コロナウイルスの影響で急速にWeb会議が普及し、ChatGPTをはじめとする生成AI急速に広がりました。これらの変化を受けて、事業運営において新たな取り組みを始めたのですが、特に弊社としてやってみてよかったのが、「全てのWeb会議を録画し、自動で文字起こしを行う」ことです。弊社では会議録画文字起こしツール「tl;dv」を利用して、基本的には全会議の録画・自動文字起こしを徹底するようにしています。
マネジメントを立場として、当初はコロナの影響でweb会議が増えたことで生産性が下がってしまったとすら感じていたのですが、現在は逆で、web会議の奨励と録画文字起こしツールの導入によって、情報の共有を容易にし、チーム間のコミュニケーションを改善するなど以前よりもマネジメントが容易になり、組織にとっていい影響があると感じています。
そこで、私の経験から本記事では実際に組織運営していく上でなぜweb会議録画文字起こしツールの導入がおすすめなのか についてご紹介します。
かなりニッチな内容ですが、特にベンチャー・スタートアップ、中小企業のマネジメント層には参考になる内容ですのでぜひご覧ください。
malna(マルナ)では、「ITツールの導入をしたいがやり方が分からない」「人手不足で社内の生産性をあげたい」「新規の販路拡大を上げたい」というお悩みをもった企業さまをサポートしております。ITツールの導入支援による業務生産性の改善や新規の販路拡大でお困りの方はお気軽にご相談ください。
そもそもtl;dvとは
「tl;dv」は、AI技術を活用してウェブ会議の映像を録画したり、テキストに変換したり、要約を作成することが可能なサービスです。基本版を無料で利用することができ、会議内容の録画に関しては無制限に行えます。月額20ドルの年間契約で提供される有料プランでは、企業向けに特化した高度な機能が含まれており、APIアクセスやシングルサインオン(SSO)の利用も可能です。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsと互換性を持ち、会議が終了すると、参加者へ自動的にメールを送信する機能が備わっています。さらに、日本語を含む20言語以上に対応し、話者識別機能も搭載しているため、様々な言語でのグローバル会議や、多数の参加者がいる会議でも情報を見落とすことなく効率的に対応できます。その他にもNotionやWordPressへの組み込み、CRMツール(例えば、SalesforceやHubSpot)、Slackなどのコミュニケーションツールとの連携をすることも出来ます。
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tldvを自動で使う方法の記事はこちら
https://malna.co.jp/blog/?p=1751
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会議録画文字起こしツールをおすすめする3つの理由
具体的にどうして会議録画文字起こしツールがオススメなのかをご紹介します。
議事録コストの削減
特に人数の少ないベンチャーや中小企業では会議で専任の議事録担当者はほとんどいないことが多いと思います。また会議の参加者のうちの1名を議事録担当に据えることは、その担当者の発言の機会を減少させることに繋がってしまいます。そこで、会議録画文字起こしツールを導入することで、議事録担当を置かずとも会議の内容を自動録画・文字起こしが可能となり、内容のサマリーも自動生成することが可能です。これにより議事録を記録しまとめる時間を削減し、より本質的な業務に集中することができるようになります。
(タイムスタンプベースで話した内容を共有することも可能なため、欠席者のキャッチアップコストも下がります)
「言った言わない」問題の解決
会議での「言った言わない」問題は弊社だけでなく、多くの組織で発生していると思います。発言内容や決定事項の理解に齟齬が発生し、「会議ではこのようにきまったはず」「いや、認識が違う」というやりとりは少なからず経験したことがあるでしょう。共通の議事録やメモがない場合、実際の証拠がなくお互い納得することがなく不満が残ってしまうことも少なくありません。そこで、会議録画文字起こしツールを活用することで、発言内容・音声データを正確に記録し、後から確認することができるため、誤解を解消し、社内コミュニケーションの質やメンバーの心理的安全性を高めることが可能です。
業務水準のモニタリング
当然ですが、社長やマネージャーはすべての会議に参加することができません。不在時の業務状況や指示の伝達具合を把握するのが難しいです。
会議録画文字起こしツールを利用することで、全ての会議を自動で録画、文字起こし、気になる部分だけをいつでも見返すことが出来るようになります。これにより、マネージメントをするメンバーは直接その会議に参加していなくても、業務が適切になされているか、品質・水準に問題がないかをいつでもモニタリングし、必要に応じたフィードバックを提供することが可能になるため、全体的な業務水準の向上に繋がります。また、間接的ですが、すべての会議が録画されることで参加者に対しても適切な緊張感を与え、より高い生産性が期待できます。
会議が終わるタイミングで、自動でslackチャンネルにサマリーが転送されるため、社内でどのような会議がなされているのかを確認可能です。
まとめ
本記事では、なぜ企業にとってweb会議録画文字起こしツールの導入がおすすめなのかを具体的に3つの理由についてご紹介しました。自社の生産性をもっと高めたい、従業員の育成を強化したいが自分自身も忙しく目が行き届かない、そんなお悩みを抱えの企業の経営者・管理職の皆様にお役立ちできれば幸いです。
テクノロジーの発達により、新しい技術・ツールが登場しています。しかし、ツールはただ導入すればいいというわけではなく、できるだけ労力をかけない形で全員が使いこなせるまでサポートし切ることが重要です。
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