2023.03.31

その他

ChatGPTで記事を作成する方法~作成方法から注意点などを紹介~

はじめまして、malnaブログ編集部です。今回は私も日々の業務に取り入れているChatGPTに関するお話をさせて頂きます。

昨年導入されたChatGPTは、Web上で誰でも利用することができ、返ってくる返答がとても自然で、かつ精度が高いことから瞬く間に世界中に広がり、様々な人に使われています。

しかし、ChatGPTをどう使ったら上手に扱うことができるか皆さん知っているでしょうか?

ChatGPTをしっかり使うことによって日々の業務の負担を減らすことが出来たり、より内容が凝ったものを作ることが可能になるので、今回はChatGPTを使ってうまく記事を作成するコツについて紹介したいと思います。

ぜひ、記事を作成しようとしている方や、ChatGPTの使い方に不安がある方は参考にしてください!

ChatGPTとは?

話題のChatGPT とは?

ChatGPTのサービス画面

今話題になっている「ChatGPT」。ChatGPT とはOpenAIが開発したGPT-3という大規模なAI言語モデル(3月31日現在)が組み込まれているチャットサービスのことです。Web上でチャット形式で使うことができ、人と対話しているように自然に会話することができ、またその返答が一瞬で正確であることが特徴的です。2022年11月30日にリリースされてから5日間で100万ユーザーを突破したことで話題を呼びました。

ChatGPTの有料プランとは?

ChatGPT PLUS(有料)のホームページ

ChatGPTは無料で利用できますが、有料プランも利用することができます。月額20ドルの「ChatGPT Plus」というサブスクリプション型のものです。日本でも2023年2月11日(土曜)から利用が可能になっています。

ChatGPTを有料版にして使うことによって得られるメリットを紹介します。

  • 応答の速度
    • 指示の応答の速度が2~4倍となり、アクセスが早くなります
  • アクセスの優先度
    • 有料版は混雑時でも優先的にアクセスできる(無料版は混雑時アクセスできないこと多数)
  • 新機能
    • 有料版は新機能が優先的に使用することが可能です
  • サポートの提供
    • 問題が発生した場合は専門家から支援があったり、特定の業界に特化した言語処理などもサポート、APIの回数制限もなし

などより高度な処理や、カスタマイズ可能なモデル、サポートなどのメリットを受けることが可能なのです。

ChatGPT の導入の流れ

ChatGPTのホームページ

ChatGPTの導入は簡単に行うことができます。まず、本サイトのログインページである(https://chat.openai.com/auth/login)に入り、OpenAIのアカウントをEmailを使って登録・本人認証をし、ログイン画面で名前や電話番号を入力し、再度本人認証を終わらせることによってできます。

アカウントを開設した後にログインをすると、ChatGPTのトップページに行くことができ、そこから使用可能です。

ChatGPT の使用方法

ChatGPT のできること

今までのAIとの違い

ChatGPTは人間が入力した自然言語を理解して、それに応じた回答ができます。従来のAIでは人間がオリジナルに作ったものに対して処理を行うことができていましたが、ChatGPTに組み込まれているAIは、人間がアウトプットしたオリジナルへの処理の精度が大幅な向上だけではなく、卓越したコミュニケーション制度と圧倒的な知識量から、人間が与えてきた題材に対して、AIがオリジナルをアウトプットすることが可能になりました。よってアイデアの提案やブレインストーミングを作成することが可能になり、より多くのことができるようになりました。

ChatGPT の利用例

現在、ChatGPTが使用されている主な例をざっと紹介します。

  • 質問の回答
  • 情報の検索
  • コードのデバッグ・生成・解説
  • 文章の添削・要約・翻訳
  • スケジュール作成
  • 企画の概要の作成
  • レポート文やブログ記事の作成
  • 学習ロードマップの作成
  • パスワードの生成
  • 存在しない小説の作成
  • 人生相談
  • フローチャート作成
  • 質問やクイズの作成
  • 歌詞や物語のあらすじの作成
  • ディベートさせて論点を洗い出す
  • レポート文や記事の作成

など、まだこれには載っていない沢山の利用用途があります。

後ほど、この中の記事の作成について深堀りして説明していこうと思います。

ChatGPTを使う上で注意すること

いくらとても洗練されたAIを使っているとしてもまだまだChatGPTには間違った内容や望んでないような不正確な情報を生成する可能性があります。

なのでChatGPTを活用する場合には、生成された文を鵜呑みにしたり、そのまま使うのではなく、本当に正しいのか、自分が求めてることについてしっかり述べているのかについてもしっかり考えるべきだと思います。

ChatGPT の使い方

ChatGPTは指示の仕方によって、どれほど自分の求める返答が来るのかが変わってきます。情報が不足のまま生成されると、自分の知りたい情報が十分に返ってこなかったり、自分が求めていない内容のものが返ってきます。

精度の高い結果を得るためには、指示内容をより具体的に指示させることです。抽象的な指示を出すと、返ってくる結果も、普遍的で抽象的なものになります。しかし、具体的に折り込みたい情報などを与えると、より具体的に、また独自性のあるような結果を得ることができます。

例えばあなたがWebマーケティングについての記事を書きたいと考えていたとします。そしてタイトルをChatGPTを使って考えようとしています。

もし、単純に「Webマーケティングに関する記事を書きたいので、タイトルを5つ考えてください」と指示すると

  1. 「コンテンツマーケティングの秘訣:読者に受け入れられるコンテンツ作りの基本」
  2. 「SNSマーケティングの上手な活用方法:効果的な投稿作成のコツ」
  3. 「SEO対策の最新トレンド:検索エンジンランキングを上げるための最新情報」
  4. 「Webデザインとマーケティング:ユーザーに受け入れられるデザインの基本」
  5. 「データ分析を活用した効果的なWebマーケティング:Google Analyticsを使った戦略の立て方」

といった答えが返ってきます。十分これでも魅力的なのですが、初心者でも読みやすく、たくさんの人に読んでもらうために、指示内容をより具体化して、「Webマーケティングに関する記事を書きたいので、誰もが読みたくなって、バズりそうなタイトルを5つ考えてください」という風に変えたとしたら、

  1. 「数字が証明する!驚異の集客数を叩き出す5つのWebマーケティング手法」
  2. 「これを知らなきゃ損!ネットショップオーナーが実践している最新のSNSマーケティング手法」
  3. 「Webマーケターが大絶賛!注目されるべき2023年の最新SEO対策法」
  4. 「デザインには理由があった!ビッグブランドが採用するWebデザインの極意を大公開」
  5. 「データ分析でわかった!今すぐ実践できる圧倒的な成果をもたらすWebマーケティング手法」

のように最初の一言でより注目を浴びるような文になったりなどします。なので、自分がどういった返答が欲しいのか、具体的に指示を出して挙げると良いですね。

ChatGPTで記事を作成する方法

ChatGPTでキイを作成する手順を可視化したもの

記事のテーマを自分で決める

ChatGPTで記事を作成する上で唯一自分で考えて作る手順です。自分でどんなテーマについての記事を書きたいのか考えて、ChatGPTに指示を出してください

ChatGPTに記事のタイトル案を出してもらう

テーマを指示していくつかのタイトル案を出してもらいましょう。その中から一番よさそうなものを選びます。

ChatGPTに記事の構成案を出してもらう

選んだタイトル案をもとに記事の構成案をいくつか出してもらいます。そして②と同じように一番よさそうなものを選びます。

見出しごとにChatGPTに記事本文を書いてもらう

選んだ構成案から本文を作成します。②③と同じようにいくつか提案してもらい、そこから選ぶのですが、ChatGPTには出力制限があるため、長い記事を作成するのであれば各見出しごとなどに分けて文章を作成していき、後ほど合体させることによって作成することができます。

記事を公開する

記事が全部作り終わり、内容に不備や誤りがないか確認したら完成です。あとは記事を公開すれば終了です。

ChatGPT で記事を作成するメリットデメリット

ChatGPTで記事を作成するメリット

時間短縮することができる

ChatGPTは数百文字の文章を数十秒で考えて作成してくれるため、大幅な時間削減をしてくれます。また記事を作成する上で、知らない情報があったときに、自分で検索して、該当する記事を選んでその中から自分の知りたい情報を選ぶ、などの工程をなくすことができるのでとても短い時間で終わらせることができます。

情報量が多い

ChatGPTは他の対話型AIモデルであるGoogle Homeやアレクサよりも圧倒的に情報を保持していたり、自分でネットで検索するよりも、より細かな情報を持っているため、自分の知識内で記事を作成するよりもより幅広い知識を使って作成することができます。

センシティブな発言をしない

これまでの他社が開発したAIシステムは際どい表現などをして非難されるようなことがありましたが、OpenAIの発明したAIでは、暴力的、差別的などの人を不快に思わせるような表現はしないように意図的にプログラミされていることから、ChatGPTに任せて記事を作成しても、読者が不快な気持ちになるような記事ができる可能性はほとんどありません。

ChatGPTで記事を作成するデメリット

自分が求める内容が返ってこない可能性がある

前述した通り、ChatGPTは明確に質問しないと抽象的な内容しか返ってこなかったり、求めている内容とは異なったものが返ってくる可能性があるため、AIの記事の内容を注意して確認する必要が常にあります。

著作権に違反するかもしれない

ChatGPTから得た回答を商用利用してよいのかわるいのかとても怪しい部分があります。

ChatGPTの利用規約にで著作権に関しているこの部分、

‘’With respect to the content or other materials you upload through the Site or share with other users or recipients (collectively, “User Content”), you represent and warrant that you own all right, title and interest in and to such User Content, including, without limitation, all copyrights and rights of publicity contained therein.

By uploading any User Content you hereby grant and will grant OpenAI and its affiliated companies a nonexclusive, worldwide, royalty free, fully paid up, transferable, sublicensable, perpetual, irrevocable license to copy, display, upload, perform, distribute, store, modify and otherwise use your User Content for any OpenAI-related purpose in any form, medium or technology now known or later developed.‘‘     引用;Term Of Use|OpenAI

であり、この内容を要約すると

  • ChatGPTに入力する文章は、入力する本人が著作権を持っていないといけない(=著作権を持っていないコンテンツは入力してはいけない)
  • ChatGPTに入力した文章は、無条件でOpenAIが使用許可を得る

というものです。これらの文章から考えられる支障としては

  • 知らない間に他人が著作権を持っているコンテンツを入力してしまい、著作権侵害を犯してしまっている
  • 自分が作成したコンテンツが他人に使用される可能性が高くなる

というものがあります。

なので独自に記事を作成したつもりが、実は何かと被っていたりなどして、問題に繋がる可能性もあります。

将来的に使えなくなるかもしれない

ChatGPTはあくまでAIが作ったものであり、自分で考えたものではないため、規制を行うように働きかけています。例えば現にいくつもの大学が、レポートなどにChatGPTを用いてないか調べるようにするなど、書いた記事のオリジナリティを求める行動が増えてきています。よってChatGPTでつくった記事も禁止にされる未来が来る可能性もあります、

まとめ:ChatGPTはデメリットを理解した上で使おう

いかがだったでしょうか?ChatGPTで記事を作ることによって様々なメリットを受けることができますが、同時にデメリットも受けることがあります。しかし、ChatGPTで記事を作ると、高レベルなものをより効率的に作成することが可能なので、何から何までAIの助けが必要で何が不必要かについて考えながら記事を作って行くべきだと思います。ぜひ使ってみてください。


参考記事
https://n-v-l.co/blog/chat-gpt-usage-example

無料相談はこちら

著者情報

writermalnaブログ編集部webマーケター / データアナリスト
Facebook・InstagramをはじめとするSNS広告からSEO対策など、マーケティングに関する様々な情報を発信しています。

関連記事タグをクリックでカテゴリページを開きます

malnaのマーケティングについて

弊社ではメディアやSNSなど総合的な支援が可能です。
媒体ごとに違うパートナーが入ることもなくスピーディな意思決定が可能です。
ご不明点や不安な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

サービス資料はこちら 詳しく見る