2024.12.17
オウンドメディアを代行してもらうには?企業の選び方を紹介
オウンドメディアの運用代行とは?
オウンドメディア運営代行は、企業が自社のウェブメディアやブログを効率的に運営するために、戦略的検討からコンテンツ制作、運営・改善、そしてデータ分析までのすべてを外部のプロフェッショナルに任せられるサービスです。
これらのサービスを利用することで、企業は時間リソースを節約でき、専門的な視点から高品質なコンテンツを作成してくれます。
代行会社の中には、厳選されたプロのライターや編集者が集まる企業もあり、特定の業界や専門分野において信頼性のある情報発信が可能です。
メディアの構築後もクライアントが将来的に自社でオウンドメディアを運営できるようサポートしてもらえます。
これにより、企業は効率的にリードの獲得やブランド認知の拡大といった成果を上げていけます。
オウンドメディアとは?
オウンドメディアとは、企業が自社で保有・運営するメディアの総称です。
例えば、企業のウェブサイト、ブログ、SNSアカウント、紙のパンフレットなどが該当し、企業のマーケティングにおいて重要な手段として活用されています。
オウンドメディアの主な特徴は以下の通りです。
オウンドメディアの主な特徴
- 自ら管理・発信・保存できる
- 第三者に削除されない
- 企業が主体となってコンテンツを制作・配信する
- ユーザーとの双方向のコミュニケーションが可能
オウンドメディアは、企業のマーケティングの核となるトリプルメディアのひとつと称されています。
トリプルメディアのもう2つには、費用を払って広告掲載をする「ペイドメディア」、SNSのような信用獲得のための「アーンドメディア」があります。
オウンドメディアと他のメディアとの違いは、主に以下の4つがあります。
4つの違い
- ペイドメディア
- アーンドメディア
- キュレーションメディア
- シェアードメディア
ペイドメディア
情報発信する場所と広告費の有無が異なります。
オウンドメディアは自社が保有・運営するメディアで、広告費はかかりません。
一方、ペイドメディアは広告費を支払って利用する他社の媒体になります。
例
- テレビCM
- 雑誌広告
- リスティング広告
- 動画広告
- Web広告
- 交通広告など
アーンドメディア
アーンドメディアとはトリプルメディアの一つで、ユーザーや消費者自身が情報を発信するメディアを指します。
「アーンド(earned)」とは「信用や情報を獲得する」という意味から来ています。
アーンドメディアの例としては、ブログ、口コミサイト、SNS、掲示板やQAサイトなどが挙げられます。
キュレーションメディア
オウンドメディアはオリジナルのコンテンツを制作して集客をするものですが、キュレーションメディアは収益化を目的として他社サイトの情報を集約してコンテンツを制作します。
オウンドメディアは、企業が自社で所有・運用するメディアで、「自社メディア」とも呼ばれます。
企業側が主体となって、自社で保有するメディアの全てを総称しています。
発信する情報やデザイン、サイトの仕組みなど、制限なく管理できるのが特徴です。
シェアードメディア
シェアードメディアは、製品やサービスの共有を促進するためのメディアです。
主にSNSの「シェア」機能を活用したメディアであり、拡散力の高さが特徴的です。
口コミなどによってユーザー同士が情報を広めることも可能であり、ユーザーの関心度を試験的に把握し、彼らの反応を見ながら製品開発を進めることも可能です。
オウンドメディアは既存の顧客やファンに対して情報を提供するのに役立ち、シェアードメディアは広告や記事のシェアにより、新しいオーディエンスへのリーチを可能にします。
そのため、両者を併用することで、オーディエンスの拡大と信頼の構築の促進が期待できます。
オウンドメディア運用代行会社に依頼できる内容
運用代行会社に依頼できる5つの内容を解説していきます。
5つの内容
- リード獲得に向けた戦略設計
- オウンドメディアの制作
- 記事コンテンツやホワイトペーパーなどの制作
- アクセス分析と施策改善
- 内製化へ向けてのアドバイス
リード獲得に向けた戦略設計
オウンドメディアの立ち上げや再設計を考える際に、最初に考えることは戦略と設計です。
戦略や設計がしっかりとできていなければ、オウンドメディアが失敗する可能性は高くなります。
ポイントは以下の3つです。
ポイント
- どのような価値を提供するか
- どのようなターゲットか
- 競合メディアを分析
運用開始前にはこれらのポイントを明確にしておく必要があります。
戦略や設計を怠った状態で大量の記事をただ公開しても、現在のSEOのアルゴリズムでは評価されず集客も期待できません。
ユーザーに十分な価値を提供できないため、オウンドメディアが企業の事業に貢献することもありません。
戦略・設計においては専門的なスキルが必要であり、企業にマーケティング担当者が居ない場合は、運用代行会社に依頼をして計画を立ててもらうことが可能です。
オウンドメディアの制作
オウンドメディアを構築する際には、世界的に利用されているCMS(Webサイトのコンテンツを管理・更新するためのシステム)のWordPressが一般的です。
WordPressは、専門知識がなくても手軽に使えるツールですが、同時に専門知識が必要な場合があります。
さらに、WordPressのデザインや追加機能を導入する際には、プロのWebデザイナーの力を借りることも重要になってきます。
既存のメディアでも、プロの分析を受けることで、コンバージョンの経路などを改善する筋道が見えてきます。
もし自社でオウンドメディアを構築できるノウハウがない場合は、運用代行企業を活用することも検討してみましょう。
記事コンテンツやホワイトペーパーなどの制作
オウンドメディアの運用において、最も重要なのは記事コンテンツの制作です。
特に、運用代行を考えている企業にとって手間のかかる業務を外注したいと考える場合が多いでしょう。
SEOに強いWebライティングをするためには高度なスキルが必要であり、作業工数も必然と多くなっていきます。
記事制作に関わる工程
- カテゴリ設計(サイト設計が不十分な場合)
- SEOキーワードの選定
- 検索ユーザーのニーズ調査
- 記事構成の作成
- 記事本文の執筆
- 納品
記事制作を運用代行会社に依頼する場合すべての工程を依頼する他、記事構成までを依頼し本文の執筆は自社行うという役割分担も可能です。
既にオウンドメディアの運用を行っており、記事を増やすことで成果が期待できる場合、記事制作を外部に委託することで事業を拡大させることもできるでしょう。
最終的な理想としては、質の高いコンテンツ制作を内製化し、ユーザーに価値を提供することが重要です。
記事制作が難しくても、品質チェックは自社の担当者が責任を持って行うことが望ましいです。
アクセス分析と施策改善
オウンドメディアを立ち上げたり運用したりする際には、予算や時間を費やしても成果が出なければ時間もお金も無駄になってしまいます。
オウンドメディア運用代行業者は、コンテンツを公開して終わりではなく、それからが本番です。
公開後にオウンドメディアの効果を分析し、必要に応じて改善を行います。
これによって期待される成果を達成することが可能です。
オウンドメディアの成果を評価する際には、PV・CV数などの指標をチェックすること欠かせません。
こういった指標を利用することで、オウンドメディアを客観的に評価し、適切な改善策を講じることができるようになります。
内製化へ向けてのアドバイス
将来的にオウンドメディアは自社での運用を考えている場合は、内製化のサポートをしてもらいましょう。
費用は業者によって異なりますが、自社の人材を教育してもらえます。
オウンドメディア運用を学ぶことで余分なコストをかけずに、自社のリソースだけで運用することが可能です。
オウンドメディア運営代行会社のタイプ
オウンドメディア運営代行会社の4つのタイプについて解説していきます。
4つのタイプ
- トータルサポートタイプ
- SEO特化タイプ
- 業界特化タイプ
- ブランディング特化タイプ
トータルサポートタイプ
オウンドメディアの企画設計から運営、コンテンツ制作までトータルでサポートでき、中長期的な視点でメディアをサポートするタイプの会社です。
戦略立案から始まり、サイト構築、コンテンツ制作、SEO対策、アクセス解析、改善提案まで、運営に必要な業務を網羅的に対応することができます。
長期的な視点でメディアの成長を見据えるため、初期段階から将来を見据えた戦略を立てることが可能です。
さらに定期的なミーティングや改善提案を通じて、成長をサポートできるので、オウンドメディアの運営をパッケージとして任せたい企業におすすめです。
SEO特化タイプ
SEO特化タイプの代行会社は、検索エンジンからの流入を増やすことに特化しています。
SEOに関する豊富な知見を持っており、キーワード調査・競合分析・サイト内部構造の最適化・コンテンツSEOなど、メディアへの流入増加を目的とした施策を実施します。
定期的なランキングチェックやアクセス解析などを行い、SEO戦略を最適な方法で提案してくれるので、オーガニック検索からの流入数を狙いたい企業におすすめのタイプです。
業界特化タイプ
特定の業界に特化した知識を持つライターを抱えているメディア運営企業は、ITや金融などの専門分野でコンテンツを提供することに長けています。
業界特有の用語や概念を正確に捉え、読者のニーズに沿ったメディアの構築が可能です。
さらに、業界特有のSEOキーワードなどにも精通しており、適したコンテンツを策定する力を持っています。
業界内のインフルエンサーや専門家とのネットワークを活用することで、さらなる信頼性や付加価値の高いコンテンツを作成できるのも強みです。
自社サービスへの理解が求められる場合や、専門的な情報発信を重視する企業にとって、業界特化型のメディア運営企業はおすすめです。
ブランディング特化タイプ
SEO対策ではなく、自社のブランディング向上を目的とするオウンドメディア運営に特化したタイプの企業です。
企業のビジョンや価値観、独自性を深く、それを効果的に伝えるコンテンツ制作を得意としています。
このタイプの企業は、単純な情報提供に留まらず、ブランドストーリーの構築や企業文化の発信など、親しみやすく、読者との感情的なつながりを築くことを重視します。
企業のブランドイメージを継続的に表現するための細かい調整が可能で、企業のイメージ向上や認知度アップに貢献できるのも強みです。
長くブランディングを高めていきたいと考える企業におすすめの運営スタイルです。
オウンドメディアの運用代行を利用するメリット
オウンドメディアを代行依頼する4つのメリットについて解説していきます。
メリット
- SEO対策ができる
- コア業務に専念できる
- 高品質のコンテンツを制作できる
- 集客・マーケティングの改善ができる
SEO対策ができる
運用代行を依頼することで、SEO対策を施したコンテンツ制作が可能です。
SEO対策を適切に実施することで、ユーザーに見てもらえる回数も増えるため、集客アップ、認知度アップ、企業ブランドの向上などの効果を期待できるでしょう。
オウンドメディア運用代行会社は、これまでに蓄積してきたSEO対策に関するノウハウを持っているため、SEO効果の高いコンテンツ制作が可能です。
SEO対策のやり方
- 内部対策
- 外部対策
- コンテンツSEO
コア業務に専念できる
オウンドメディアを自社で運営する場合、通常は本業務との兼任になります。
兼任での運営は非常に困難であり、時には本業務にも影響を及ぼす可能性があります。
オウンドメディアの運営には、サイトの制作・運用・メンテナンスに加えて、記事の執筆やデザインなど多岐にわたる業務が必要です。
これらの業務を専門的に行うだけでも十分に大変ですが、本業務との兼務になるとさらに負担が増します。
そのため、オウンドメディアの制作代行に依頼することで、専門的な業務はすべて代行してもらえます。
これにより本業務に専念することができ、大きなメリットが生まれます。
オウンドメディアの自社運営は予想以上に困難ですので、専門的な業務を外部に委託することで結果的に企業の主力業務に集中できるという利点があります。
高品質のコンテンツを制作できる
オウンドメディアを効果的に活用するには、優れたコンテンツの制作だけでなく集客やマーケティングの改善も欠かせません。
時間をかけてコンテンツを作成しても、それが十分な集客やマーケティング戦略を伴わなければ、オウンドメディアの真の価値を引き出すことは難しいでしょう。
オウンドメディアの運用代行業者を利用することで、集客やマーケティングに関する有益なアイデアを取り入れることができます。
集客・マーケティングの改善ができる
オウンドメディアを効果的に活用するためには、優れたコンテンツの制作はもちろん、集客力やマーケティング戦略の強化が重要です。
コンテンツを作成しても、適切な集客やマーケティングが伴わなければ、メディアが持つ本来の価値を十分に引き出すことが難しくなります。
オウンドメディアの運用代行業者を利用することで、集客やマーケティングに関する専門的な知識や実践アイデアを取り入れることができます。
これにより、メディアの流入的な増加やブランドの認知度向上を図りながら、コンテンツの魅力を最大限に活用することが可能となります。
オウンドメディアの運用代行を利用するデメリット
オウンドメディアを代行依頼する3つのデメリットについて解説していきます。
デメリット
- 費用がかかる
- ノウハウが蓄積されない
- 依頼先とのやりとりに時間がかかる
費用がかかる
オウンドメディア運営を依頼する際には多くの費用が発生します。
一般的には費用の3種類
- サイトを構築する費用
- 戦略などコンサルティング依頼する費用
- コンテンツ制作を依頼する費用
戦略設計、コンテンツ制作、分析とすべての工程を依頼する場合は、費用が高くなる傾向があります。
そのため、予算の確保が難しい場合は部分的にでも外注することも検討してみましょう。
ノウハウが蓄積されない
オウンドメディア運営を外注する場合、戦略立案やコンテンツ制作、公開後の分析といったノウハウを蓄積しにくいものです。
例えば、分析結果は共有してもらえても、分析方法は代行会社の独自の方法となっている場合もあるため、詳細まで共有してもらえることは少ないからです。
オウンドメディア運営の代行を依頼する場合は、まず依頼したい内容を把握し、社内報告書などにまとめておくことが重要です。
そうすることでノウハウがまったく蓄積されないようなことは避けられるようになります。
依頼先とのやりとりに時間がかかる
オウンドメディア運営を外注する場合、自社の情報や特徴を共有していく必要があります。
外注先と情報共有に時間がかかる点は、事前に認識しておきましょう。
例えば、「自社の強みは何か、業界の中での立ち位置はどんなものか」「自社と業界それぞれの課題は何なのか」など基本的な情報も共有しなければなりません。
まずは自社への理解を深めてもらうように意識しましょう。
オウンドメディアの運用代行費用
金額 | 内容 |
月額~20万円 | ほぼ制作のみ |
月額20~50万円 | 簡易的なコンサルティング+制作 |
月額50~100万円 | コンサルティング+制作+運用改善 |
月額100万円以上 | メディア以外の施策の提案も含める |
オウンドメディア運用サポートを依頼する際の相場は、依頼内容にもよりますが20万円以上が一般的な相場です。
より細かく、自社のオウンドメディアに合わせて個別にカスタマイズして依頼する場合、月額50万円前後が費用相場です。
コンテンツ制作を含めたトータル的に依頼をする場合、月額100万円前後かかる場合もあります。
運営代行にかかる費用は、運営する上で必要な管理業務には月額費用が発生し、コンテンツ作成などは都度依頼するごとに費用が発生します。
例えば、SEOコンサルティングやCVR改善といった提案までを期待できる会社もあります。
月額100万円以上かけられると、メディア以外の施策も提案してもらえることもあります。
ホワイトペーパー作成やメルマガ配信など、チャネルを組み合わせることで、より確実にターゲットに刺さる施策になるでしょう。
参照ページ:オウンドメディア運営代行おすすめ12選|選び方から比較ポイントまで紹介。
オウンドメディアに使える補助金・助成金
補助金や助成金を使うと、オウンドメディアの構築費用を安く抑えられます。
オウンドメディア制作費が対象となる主な補助金は以下の2つがあります。
補助金の種類
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
※国が実施している補助金
ただし、オウンドメディアを作るためのCMSなどのツール導入はIT導入補助金を、記事制作を外注するための費用などは小規模事業者持続化補助金を確認ください。
その他、地方自治体が実施している補助金、助成金もあります。
全国の自治体が行っている補助金、助成金については、「J-Net」で検索することができます。
参照ページ
オウンドメディア運用代行企業の選び方
運営代行企業の選び方について詳しく紹介していきます。
選び方
- 対応範囲はどこまでか
- やりとりがしやすいか
- 費用対効果に見合うサービスかどうか
- 自社の業界・業種で実績があるか
対応範囲はどこまでか
運用代行会社を選ぶ際は、オウンドメディア運営におけるサポートの範囲を確認しておきましょう。
運用代行会社といっても、記事の制作代行メインの会社や設計から制作、コンバージョン率改善といったオウンドメディアの総合的なサポートを行っている会社などさまざまです。
前者はあくまで制作のみのケースなので、コンテンツの内容については自社で企画する必要があります。
一方で後者はトータルでサポートしてくれるため、内製化に向けて準備することも可能です。
運用代行を依頼するならトータルでサポートしてくれる企業を選ぶことをおすすめします。
やりとりがしやすいか
選ぶ際は、担当者とのコミュニケーションの取りやすさをチェックしましょう。
オウンドメディアの運用では、企業の目的や要望を伝え、その都度修正しながら進めていくのが一般的です。
コミュニケーションが円滑でないと、要望がうまく伝わらず、思い描いていた運用ができないばかりか効果もしっかりと出てくれません。
例えば、担当者が自社の事業やサービスに対して積極的に質問し、コンテンツにその情報を反映しようとする姿勢があるかどうかを確認しましょう。
進捗状況を確かめたり方向性などのミーティングが定期的に行われるかなど、コミュニケーションを促進する仕組みが整っていることも、判断材料のひとつになります。
費用対効果に見合うサービスかどうか
代行会社の料金体系や提供するサービス内容を比較し、費用対効果に見合ったサービスを選びましょう。
費用が安い代行会社であっても、求める品質や成果が得られなければ依頼する意味がありません。
代行会社の提供するサービスの品質、専門知識、制作実績と料金のバランスを考慮し、最適な選択を行うことが重要です。
自社の業界・業種で実績があるか
企業を選ぶ際は、自社と同じ業界や業種での実績があるかどうかをチェックしておきましょう。
たとえば、BtoB向けのオウンドメディアの場合は商談獲得に向けた運用になるでしょう。
そのため、ホワイトペーパーでリードを取るなど、その後にどうつないでいくかの知見が必要です。
ほかにも、医療分野であれば、医療広告ガイドラインや薬機法などを守っておく必要があります。
こうした特徴から、運用代行会社の実績を確認しておくことがおすすめです。
確認できない場合は、直接問い合わせてみるのもありです。
オウンドメディア運用の成功事例
オウンドメディア運用の成功事例を3つのパターンから紹介していきます。
3パターン
- BtoB企業の場合
- BtoC企業の場合
- ブランディング
BtoBサイトの場合
取り組み前の課題・オウンドメディアの取り組みに至った背景
- 指名検索からの流入が大半だったが、ブランドキーワードの検索数が減ってきていた
- アメリカの記事を翻訳するだけでなく、独自コンテンツを充実させることが課題だった
【得られた成果】
- 検索結果で3位以内に表示
- 月間PVの増加
【成功の要因】
- 元々のブランドの信頼性も相まって、「ワンクリック 詐欺」、「iPhone 迷惑メール」といった月間の・検索ボリュームが5桁以上のビックワードでも上位表示を達成し、サイトへの流入数を牽引できた
- 今までのユーザー層(中年層が中心)とは違う若い層に製品を認知してもらうことができた
参照ページ:オウンドメディア事例17選|顧客獲得・採用促進に成功した事例紹介
BtoCサイトの場合
取り組み前の課題・オウンドメディアの取り組みに至った背景
- 「出したら終わり」という広告中心のマーケティングに頭を抱えていた
- 前向きで能動的なユーザーからの問い合わせが少なかった
- 努力がストックされて、爆発的な成果を手にしながらも負荷が低減していくマーケティングを実現したかった
【得られた成果】
- 狙ったキーワードでSEO上位表示を連発しPV数の増加達成
- サイトを立ち上げからわずか10ヶ月の間に、10億円億円の売上を生み出すことに成功
【成功要因】
- 会社としての主張をはっきりさせて、ユーザーが次の行動をできるところまでコンテンツに書くことにこだわった
- オウンドメディアを通じて「築古木造一棟アパート投資がおすすめ」という主張を一貫して伝え続けてきた結果、その考えに共感するユーザーの能動的な問い合わせを得ることができた
ブランディングサイトの場合
事例:松尾産業株式会社
出典:松尾産業株式会社
松尾産業株式会社は、製造業に向けた情報を発信するためにオウンドメディア「PEAKS MEDIA」を運営しています。
製造業を面白くしたいと考える技術や人、取り組みを集める場所として、オウンドメディアを運用しようと考えたのがきっかけです。
しかし、メディアのコンセプトはありましたが「それをどうメディアとして落とし込むべきなのか」「何から手をつければいいのか」がわからない状態でした。
その改善として着手したのが、コンセプトダイアグラムの作成です。
コンセプトダイアグラムとは、企業の施策と顧客の心理変容を図に表したもの。
コンセプトダイアグラムを作成することで「ターゲットに対してどのようなコンテンツを作っていくか」が明確になり、キーワード選定やコンテンツ制作に役立ちました。
結果的に、「かっこいい」「面白い」といったポジティブな反応をもらえるようになり、取材をお願いした方から「コンテンツの質がすごく高い」と評価されるメディアになりました。
引用ページ:【目的別】オウンドメディアの成功事例11選をWebマーケのプロが解説
オウンドメディアの運用代行会社15選
オウンドメディアの運用代行を行っている会社15選を紹介していきます。
それぞれの会社の特徴を押さえて、代行会社選びの参考にしてみてください。
malna株式会社
出典:malna株式会社
特徴 |
・トータル的にサポート ・企業に合わせた豊富なプラン ・幅広いサービスを展開 |
料金 | 要問合せ |
malna株式会社は、オウンドメディアの運営や広告運用代行、オウンドメディアの運用代行などを行っている企業です。
戦略立案からレポーティングまで一貫してサービスを提供しています。
IT企業出身のコンサルタントが、 マーケティングやブランディング、IT化など、幅広い観点でトータルサポートしてくれます。
Webマーケティング全般のサポートだけにとどまらず、オウンドメディアの構築まで一気通貫したサポートが可能なため、貴社にとっての「本質的な成長」のためにサポートします。
さらにクリエイティブ制作や運用なども全て社内で対応可能なため、自社のコア業務に集中できるように社内体制も整えられます。
これからオウンドメディアを運用していきたい企業にとって、最適なパートナーとして、常に寄り添ってくれるでしょう。
XINOBIX株式会社
出典:XINOBIX株式会社
特徴 |
・オウンドメディア運用で障害となる5つの壁を突破するトータルサポート ・売り上げ・利益に結びつく オウンドメディア戦略の設計 ・クライアント独自の強みを活かしたコンテンツ企画、制作 |
料金 | 要問合せ |
XINOBIX株式会社では、クライアントの強みを活かしたコンテンツ企画・売り上げや利益に結びつけるためのオウンドメディア戦略・クライアントに寄り添った伴走型サポートを強みとしています。
累計100サイト以上をサポートしてきた経験をベースにして、コンバージョン獲得など依頼元の企業の売り上げに直接繋がるようなオウンドメディア戦略を設計します。
株式会社THE MOLTS
特徴 |
・事業成長を軸にトータルで提案 ・BtoBマーケティングの施策代行サポート ・組織開発・内製化もサポート |
料金 | 要問合せ |
株式会社THE MOLTSでは、クライアント企業の事業成長を柱にして最適な施策を提案してくれます。
プロによる視点を取り入れることで、課題解決にもつながるでしょう。
なかでもBtoBマーケティングのサポートを得意としており、アポイントを獲得するための施策や、受注率を向上させるための施策もしっかりサポートしてもらえるだけではなく、組織開発や内製化をサポートしてもらうこともできます。
株式会社PLAN-B
出典:株式会社PLAN-B
特徴 |
・オウンドメディア「PINTO!」も上位表示 ・クライアントのニーズに応じてカスタマイズ可能 ・監修者付・専門家執筆の記事なども対応 |
料金 |
・オウンドメディア立ち上げサポートサービス カスタムプラン サイト構築 120万円以上 記事制作 6本 30万円 運用サポート 記事投稿代行 1本 7,500円 定例用レポート提出 1回 10万円 ・オウンドメディア立ち上げサポートサービス パックプラン 月額35万円 ・SEOコンサルティング スタンダードプラン 月額40万円以上 契約期間半年から プレミアムプラン 月額60万円以上 契約期間半年から コンテンツライティング 1本 5万円 契約期間半年から |
株式会社PLAN-Bでは独自のインハウスSEOツール「SEARCH WRITE」を開発しています。
運用特化型のSEOツールで、実際にオウンドメディア「PINTO!」も上位表示されている実績があります。
料金には、月額プランも存在しますが、ニーズに応じて依頼内容を自由にカスタムできるプランも存在するので選択の幅が広くなっています。
コンテンツ制作も監修者付の記事や専門家執筆にも対応しています。
株式会社LANY
出典:株式会社LANY
特徴 |
・幅広くコンテンツを制作 ・SEO内製化・インハウス化サポートを実施 ・イベント・セミナーも随時実施 |
料金 | 要問合せ |
株式会社LANYでは幅広くコンテンツ制作を行っています。
オウンドメディアのコンテンツ制作はもちろんメルマガ制作の代行も可能です。
さらにオウンドメディアの運用代行に加え、SEO内製化・インハウス化サポートも実施していますので、同時にノウハウも蓄積できるでしょう。
イベントやセミナーも随時実施しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
CROCO株式会社
出典:CROCO株式会社
特徴 |
・取材・インタビューの代行も可能 ・コラムやホワイトペーパーの制作も可能 ・社内編集部構築をサポート |
料金 | 要問合せ |
CROCO株式会社では、取材・インタビューの代行も可能なため、競合サイトと比較して信頼性の高いコンテンツになるでしょう。
コラムやホワイトペーパーの制作も依頼できるため、幅広いユーザーにアプローチできます。
社内編集部の構築をサポートしているので、将来的に内製化することもできるでしょう。
株式会社ZERO
出典:株式会社ZERO
特徴 |
・記事作成数月間1,200の実績 ・オウンドメディアの運営実績豊富 ・記事の配信や改善をサポート |
料金 |
・オウンドメディア構築:50万円~ ・記事制作代行:40万円~/月 |
株式会社ZEROは、Web制作を中心に、SEO対策・記事作成代行・広告運用代行などの幅広い業務に対応しています。
クライアントの魅力を最大限に発信するために、企画から実施まで一貫してプロデュースしてくれます。
不動産や医療系から美容や求人系など、幅広いジャンルに取り扱いがあります。
月間記事制作数は、1,200件以上と豊富な実績が魅力です。
オウンドメディアの運用で培ったノウハウを、惜しみなく還元してくれます。
アイオイクス株式会社
出典:アイオイクス株式会社
特徴 |
・オウンドメディア運営を通じたノウハウが豊富 ・コンテンツ配信、プロモーションを代行サポート ・幅広い代行サポートに対応可能 |
料金 | 要問合せ |
アイオイクス株式会社は、オウンドメディア運営やWebコンサルティングをサポートしてくれる会社です。
日本初のSEO情報サイト「SEO Japan」を2002年から自社運営している実績があります。
メディア運営やコンテンツマーケティングに関する知見は豊富で、SEOに関連する業務のサポートを高いクオリティで提供してくれます。
情報発信する内容やターゲット層などそれぞれに応じたコンテンツ制作に対応可能。
幅広い種類のコンテンツに関して代行してもらいたい方におすすめです。
Appmart株式会社
出典:Appmart株式会社
特徴 |
・制作実績のジャンルが豊富 ・コンテンツ制作代行を提供 ・3~4週間程度で納品可能 |
料金 |
オウンドメディア制作プラン ・戦略代行プラン 20万円以上 ・ベーシックプラン 要問い合わせ ・おまかせプラン 要問い合わせ |
Appmart株式会社は、マーケティング施策やコンテンツ戦略をアップデートし続けることで、企業とユーザーをつなげる役割があります。
必要とする部分だけをサポートしてくれるので、業務効率化や成果を最大限発揮するためのサポートが魅力です。
他にも人材や企画、医療やEC系など幅広い制作実績が魅力的なので、チェックしてみるのもおすすめです。
企画から戦略の設計、内部SEO対策の実装など、コンテンツマーケティングに関わる業務を一貫して依頼できる特徴があります。
コンテンツの質も追及しており、オウンドメディアのメインとなる質の高いコンテンツのサポートも可能です。
有限会社ノオト
出典:有限会社ノオト
特徴 |
・ホームページ上で実績を多数公開 ・ソーシャルメディアの運営代行も提供 ・自社運営のメディアやコミュニティが豊富 |
料金 |
インタビュー記事1本:25万円 オウンドメディア立ち上げ初期費用:300万円 オウンドメディアのコンテンツ制作:175万円 |
有限会社ノオトは、ソーシャルメディアの運用代行からコンテンツ制作の実績が豊富な会社です。
メディアで直近公開されたものも含め、ホームページ上で実績を多数公開していますので、参考になります。
ソフトバンクやサイボウズなどの大手企業が運営するメディアを手掛けた実績も紹介されています。
加えて、同社は商品紹介やインタビューなど幅広いコンテンツ制作に対応しているのも魅力です。
株式会社LIG
出典:株式会社LIG
特徴 |
・「LIGブログ」はユーモア溢れるオウンドメディア ・CMS実装により内製化しやすくなる ・メディア立ち上げ後もサポート |
料金 | 要問合せ |
株式会社LIGでは「LIGブログ」というオウンドメディアを運営しており、ユーモア溢れるコンテンツもあります。
リード獲得に関しては、月100件のメディア運用ノウハウを取り入れた運用ができます。
オウンドメディアを制作する場合は、CMS実装が可能です。
WordPressのようなCMSなら未経験者でも比較的簡単にサイトを更新できるので、将来の内製化につなげられます。
メディア立ち上げ後もサポートしてもらえるので、技術的な問題も相談できます。
株式会社GIG
出典:株式会社GIG
特徴 |
・SEO、インタビューなど幅広い記事コンテンツを制作 ・オウンドメディアの運用経験に基づいた提案 ・マーケティング施策まで徹底的にサポート |
料金 |
・SEO記事制作:6万円以上 ・インタビュー記事制作:8万円以上 ・アクセス解析基盤設計:30万円以上 ・SEOキーワード/コンテンツ設計:20万円以上 ・コンテンツマーケティング伴走サポート:20万円以上 ・コンテンツマーケティング戦略策定サポート:120万円以上 |
株式会社GIGは、ニーズに合わせて様々なコンテンツ制作ができるオウンドメディア運用代行会社です。
「テクノロジーとクリエイティブで、セカイをより良くする」をミッションに掲げており、Web制作やオウンドメディアの立ち上げを自社独自のテクノロジーやサービスを駆使してサポートしてくれる会社です。
1億PV以上のメディアサイトを制作してきたノウハウを生かして、オウンドメディアの立ち上げをはじめ、分析・戦略提案や予算策定、KPI設定などメディア運用が軌道に乗るための伴走型サポートを行います。
株式会社イノーバ
出典:株式会社イノーバ
特徴 |
・創業以来500社以上のサポート実績あり ・コンサルサポートではペルソナ作成など実施 ・SEOコンテンツ制作以外も依頼可能 |
料金 | 要問合せ |
株式会社イノーバでは自社でマーケティング&セールスブログも運営していて、上位表示されているコンテンツもあります。
自社サイトのノウハウを活用し、500社以上のサポート実績もあるのが特徴です。
コンサルサポートではペルソナ作成、コンテンツファネル作成、KPI設計などを実施します。
SEOコンテンツ制作以外に、ホワイトペーパーやメルマガ文面作成の依頼も可能です。
自然流入とは違う角度でアプローチできるので、ユーザーとの接点を増やせます。
株式会社Hub Works
特徴 |
・業界最安級のオウンドメディア制作 ・仕組化によりスピーディーにコンテンツをたくさん制作 ・専門性の高いコンテンツにも対応可能(医療、製造業、法律) |
料金 |
・オウンドメディア制作:要問合せ ・記事制作:平均3万円/本 ・動画制作:平均5万円/本 ・ホワイトペーパー:平均20万円/本 ・漫画制作:平均4万円/ページ |
株式会社Hub Worksは、「コンテンツファクトリー」というオウンドメディアの構築・運用を手掛けるサービスを業界最安値クラスで提供する企業です。
記事構成から記事入稿作業代行まで、一貫してサポートしています。
医療や法律などの専門性の高いコンテンツも、資格を持つ専門家をライターや監修者としてアサインすることも可能です。
さらに、ラインナップも豊富で、イベントレポート記事、導入事例記事、動画、漫画など幅広いコンテンツサービスを提供しています。
メディア構築と一緒に依頼することで、割引を受けることも可能です。
株式会社ニュートラルワークス
特徴 |
・3,000社以上の実績 ・ニーズにあわせた独自のCMSの構築も可能 ・Webマーケティングを全般的にサポート |
料金 |
・記事中心のシンプルな構成:200~500万円程度 ・コーポレートサイトも兼ねた構成:200~800万円程度 |
株式会社ニュートラルワークスでは、クライアント企業と二人三脚で徹底して課題を抽出し、プロの視点を加えながら課題解決に取り組むサポートを行っています。
なかでも企業のニーズにマッチした独自のCMS構築に長けており、大手を含む多数のWebサイト制作実績があります。
オウンドメディア制作だけでなく、Webマーケティング全般のサポートをおこなっているため、サイト制作からマーケティングまで一括でのサポートも可能です。
GH株式会社
出典:GH株式会社
特徴 |
・医療、科学系のコンテンツ制作に長けている ・高頻度の更新に対応可能 ・日本語以外のコンテンツにも対応可能 |
料金 |
スタンダートプラン:84,000円 プレミアムプラン:157,500円 動画制作:525,000円 標準的なCG:105,000円~420,000円 取材記事制作(撮影なし):126,000円 ロゴ制作ロープラン:31,500円 |
GH株式会社は科学・医療系のコンテンツ制作に強みを持った会社です。
医学・科学・ヘルスケアに関する専門出版の業界で10年以上の実績を保有しており、専門家向けの記事執筆が可能な実績が豊富なライターが多数在籍しています。
同社は月間200記事以上といった多くの記事を配信したい場合にも対応可能です。
加えて、納品する記事は学術出版社レベルのチェックを実施し、ハイクオリティなコンテンツ制作を提供してくれます。
オウンドメディア運用代行に関するよくある質問
オウンドメディアの運用代行に関するよくある質問について紹介していきます。
代行の依頼を検討している担当者の方は、しっかりと確認しておきましょう。
契約期間の目安は?
オウンドメディア運用代行の契約期間は、依頼する会社や契約内容によって様々です。
一般的には、数ヶ月から1年以上の契約が一般的になっていますが、短期間の契約や柔軟なプランを提案してくれる代行会社もあります。
具体的な契約期間は、ただ長ければいいというわけではなく、自社のニーズや目標に合わせて選択し、疑問点は契約前に解消しておくことが重要です。
成果が出る期間はどれくらいか?
オウンドメディア運用代行の成果が現れる期間は、様々な要因によって異なります。
一般的には、初期の成果が見え始めるまでには数ヶ月から半年程度の時間がかかることがあります。
しかし、成果が出る具体的な期間は、オウンドメディアの現状や目標、競合状況、採用された戦略などによって大きく異なります。
運用代行会社に依頼するときの注意点は?
主な注意点は、記事をとりあえず量産するような運用代行会社には依頼しないということです。
オウンドメディア運用代行会社や、記事制作会社のなかには「安く大量に記事を作ってくれる会社」も存在しますが、今回は紹介していません。
なぜなら、記事を量産しても失敗に終わるケースが多いためです。
よくある事例は以下になります。
- すでに存在する他の記事の内容が寄せ集められただけで、著しく質が低い
- 記事の質が低い結果、結局社内で編集する手間がかかる
- 一時的に順位は上がっても、すぐに圏外へ落ちてしまう
認知度ゼロでドメインパワーも弱い状況からメディアを成長させるためには、「記事の量」が必要ではあります。
しかし、内容が薄い記事をオウンドメディア上にアップするだけでは、ユーザーやGoogleが支持してくれることはまずありません。
オウンドメディアを会社の長期的な資産として育てていきたいと願うのなら、記事量産型の代行会社にお願いするのはおすすめできません。
さいごに
オウンドメディアを運用代行すれば、自社でリソースを確保できない場合でも定期的に更新できます。
プロならではのノウハウもあるため、成果につながりやすくなるでしょう。
運用代行会社を選ぶ際は、あらかじめオウンドメディアの目的を明確にしましょう。
目的に応じて実績やサポート範囲を確認することが大切です。
しかし、オウンドメディアの運営代行会社は多数あり、探すのは大変かもしれません。
しかし、どの会社に運営代行を依頼するかで、あなたの会社のオウンドメディアの成果が大きく変わります。
とはいえ、会社を1社1社丁寧に確認しながら探す時間はなかなか作れないかと思います。
もしオウンドメディアの運用でお困りでしたら、ぜひmalna株式会社にお気軽にご相談ください。
実際にオウンドメディアの運用を行っているプロのスタッフが対応しますので、それぞれの企業にマッチしたサポートの提案をご案内をすることが可能です。
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