2024.12.17
デジタルマーケティング支援に強い会社20選!選び方やトレンドを解説
デジタルマーケティングとは?
デジタルマーケティングとは、Webマーケティングの領域を包括しながら、デジタル技術を活用して展示会や広告といったすべての施策をつなげて、顧客の体験を管理することです。 Webマーケティングよりも広い概念で、業種や業態を問わずあらゆる企業で取り組めるマーケティング手法になります。
具体的には、Webサイトの最適化、SEO(検索エンジン最適化)、広告運用、SNSマーケティング、コンテンツ制作、データ分析など多岐にわたるサービスです。 マーケティングに関する専門知識を持つ企業に支援してもらうことで、企業はリソースを節約しつつ、最新のデジタルマーケティング手法を活用した施策を打つことができ、利益の拡大が見込めます。
デジタルマーケティングの手法とは
デジタルマーケティングの運用は、デジタル技術を活用して顧客との接点を拡大し、商品やサービスの販売促進を行うことです。
デジタルマーケティングの主な手法には、次のようなものがあります。
リスティング広告
リスティング広告は、獲得したい成果に応じて予算や入札金額・クリエイティブなどを調整する「運用型広告」の一種で、検索エンジンを利用するユーザーに対して、広告を出稿する手法です。
ユーザーが検索するキーワードに対して出稿することができるので、ユーザーがどんな情報を求めているのか、どんな商品やサービスに興味を持っているのかを企業側が把握しやすく、コンテンツの設計がしやすいという特徴があります。
リスティング広告はSEOとは異なり、入札額次第で即日での入札したキーワードの上位表示が可能です。
デジタルマーケティング施策の中では即効性があるため、すぐに効果を出したいというケースで効果を発揮します。
SNS広告
SNS広告は、FacebookやInstagram・Twitter・LINEといったSNSのプラットフォームに出稿する広告のことを指します。
リスティング広告と同様に、運用型広告の一種です。
ユーザーのタイムラインやニュースフィードに自然に溶け込むことや、クリエイティブの手法が豊富なことから、比較的ユーザーに受け入れられやすい傾向があります。
また、ユーザが登録したプロフィール情報をもとに狙っているターゲットに的確に広告を配信できる点もメリットです。
利用者も年々増加しており、若年層だけでなく、幅広い年代から支持され、その普及率の高さから重要なマーケティング手法として注目されています。
ホワイトペーパー
ホワイトペーパーとは、ユーザーが欲しがるような情報を資料としてWebサイトに掲載し、メールアドレスなどを登録すればダウンロードできるようにしたマーケティング施策のことです。
興味のあるリードを取りこぼさないために設置する「中間コンバージョン」としてホワイトペーパーダウンロードを設定するのも効果的といえます。
リードの検討段階に合わせて複数用意しておくことで、「ダウンロードしたリードにはこのメールを送る」「営業が電話アプローチする」といったシナリオをMAツールに登録しておけば、効率化を図ることもできるはずです。
純広告
純広告とは、特定のWebサイトやアプリの広告枠を買うことで、広告を出稿する方法です。
代表的なものとしては、日本でトップクラスのトラフィックを集める「Yahoo! JAPAN」のトップページに広告を掲載するYahoo!ブランドパネル広告です。
純広告は、オークションで掲載される運用型広告と異なり、一定期間は必ず掲載されるため、短期間での認知拡大を目的とした場合に効果を発揮します。
ただし、掲載自体に費用が発生してしまうため、思ったような成果が得られなくても、CPA(顧客獲得単価)を調整していくことが難しいというデメリットがあります。
また、媒体によって効果が異なるため、ターゲットとするユーザーと、掲載する媒体との相性をしっかりと見極める必要があるでしょう。
オウンドメディアマーケティング
オウンドメディアマーケティングとは、ブログやWebマガジンなど継続的にメディアを運用することで、「自社が抱えている事業課題(もしくは採用課題)の解決を図る」手法です。
SEOやSNSなどから作成したコンテンツへの流入経路を作ることで、自社の商品やサービスの認知拡大やお問い合わせ・資料請求といったリード獲得に影響します。
企業の伝えたいことを自由に発信できることや、トラフィックが集まった段階で「SSP」や「アフィリエイト」などを活用することで、マーケティングツールとして自走させることができるといったメリットがあります。
SEO対策(検索エンジン最適化)
SEO対策(検索エンジン最適化)とは、ユーザーが検索エンジンで検索した際に、自社サイトのページを検索結果の上位に表示させるための施策です。
主にGoogleとYahoo!の検索エンジンで、各キーワードに対してWebサイトを上位表示させることで、多くのユーザーの集客が見込めます。
例えば記事コンテンツは、記事やWebサイトを評価している検索エンジンに高く評価してもらうことで、上位の検索結果に表示されるため、評価されやすいWebサイト構造にしておくことと、定期的な記事コンテンツのメンテナンスが必要になります。
メールマーケティング
メールマーケティングは、見込み顧客や既存の顧客に対して、メールを用いてコミュニケーションを取る方法です。
現在も有効であり、多くの企業で採用されています。
Web広告やオウンドメディアマーケティングなどの手法と比較すると、コストがかからず、導入がしやすいメリットがあります。
さらに、MAツールなどメール配信機能を持つツールを利用することで、配信業務を効率化でき、効果測定も簡単に行えるようになります。
アクセス解析
アクセス解析とは、Googleアナリティクスといった解析ツールを使用してWebサイトに訪れたユーザーの行動や属性、流入経路などを分析することを指します。
分析から得られた「課題」から「施策」を見つけて実施し、Webサイトのコンバージョン率の向上や改善、成長を目指す手法です。
企業のWebサイトは、持っているだけでは集客や売上に結びつかないため、アクセス解析をして改善をし続けていくことが大切になります。
デジタルマーケティング支援会社が提供する支援内容とは?
ここでは、支援内容について詳しく解説していますので、それぞれの内容をしっかりと理解しておきましょう。
現状の課題の分析
デジタルマーケティングを成功させるためには、まず全体像をつかんで現状を整理することが必須です。
そこで、コンサルティングサービスでは、事業全体を細かくチェックし、どの施策が効果的か分析してくれます。
例えば、Webサイトでのコンバージョンが低いのであれば、導線やCTAの改善、流入数の増加など根本的な課題を解明していきます。
分析を通じて真の問題点を特定し、最適なデジタルマーケティング戦略を提案してくれるでしょう。
デジタルマーケティングに精通したプロの視点から抱えている課題や対策を分析してくれるので、しっかりと取り組むことができます。
施策の立案・サポート
コンサルティングは、企業が目標達成に向けて具体的な問題を解決し、その実行を支援するサービスです。
顧客獲得やブランド力強化、顧客満足度向上といった課題に対応するため、最適な戦略を提供してくれます。
次に、デジタルを活用したコミュニケーションやオウンドメディア戦略の策定、Webサイトのリニューアルも行います。
デジタルマーケティングにおいて、どのような施策を行うべきか課題を持っている企業は、一度相談を検討することもおすすめです。
施策結果の分析・改善
コンサルティングでは施策結果を分析し、改善提案を提示してくれる企業も存在します。
例えば、マーケティングKPIや施策成果指標を整理し改善案を提案してくれます。
またWebサイトの閲覧履歴、商品の購入履歴など顧客の行動データを基に行動モデルを発見し、丁寧な支援が受けられることもあるでしょう。
プロの視点からデータ分析や改善を続けることで、効果的なデジタルマーケティングのかたちに近づけるでしょう。
マーケティング支援会社のメリット
マーケティング支援会社の3つのメリットを紹介しています。
まずは、以下の3点をチェックしていきましょう。
専門知識が豊富
デジタルマーケティングは進歩が激しい分野であり、企業が自力ですべてを把握するのは至難の業でしょう。
そこで注目されるのが、デジタルマーケティング支援会社の存在です。
デジタルマーケティングのプロに相談することで豊富な知識と高度なスキルを学べます。
特に価値があるのは、プロの視点からのフィードバックでしょう。
マーケティングの質を高める方法を学べ、将来的な自社運用へ向けての成長につながります。
そのため、専門知識を得るために専門会社に支援を依頼する企業も少なくありません。
将来的なことを考慮してもリスクを最小限におさえつつ、戦略を学ぶことができます。
的確な施策を提案してもらえる
支援を受ける最大のメリットは、豊富な知識を持った専門家から具体的な施策を提案してもらえる点です。
デジタルマーケティングは、市場の変化が早いため効率的にPDCAサイクルを実践していく必要性があります。
また、プロの集団が対応してくれるため、時間や費用を削減できるメリットもあります。
社内での対応が難しい場合には、支援会社が直接施策を行うサービスを提供している会社を選びましょう。
リソース不足が解消できる
オウンドメディアの運営や広告の設計など多面的な活動が必要であり、多くの時間を必要とします。
これらの活動には、編集者やデザイナー、マーケターなどそれぞれの分野で専門的な知識が不可欠です。
しかし、多くの企業が専門家を自社で抱えていない、あるいは居たとしても人数が足りない状況があります。
こういった場合に役立つのがデジタルマーケティング支援会社です。
このような企業は専門的な人材を多く抱えている場合が多く、足りない社内リソースをカバーしてくれるというメリットがあります。
リソース不足に悩んでいる企業にとって、コンサルティングは有力な解決策のひとつです。
マーケティング支援会社のデメリット
マーケティング支援会社の3つのデメリットについて紹介していますので、それぞれをしっかりと把握しておきましょう。
手数料が高い
大手のWebマーケティング支援会社に依頼するデメリットは、手数料の高さです。
大手企業は高い専門性や豊富な実績を有している分、料金も高く設定されていることがほとんどです。
予算が限られている企業にとって、大手企業への依頼は財務的な負担が大きくなる可能性があります。
一方で、高いコストがかかるには理由が存在しています。
大手企業は広告運用の最適化、SEO、コンテンツマーケティング、SNS運用など、多岐に渡ってサービスを担うことができ、トータルで管理することが可能です。
その分費用も高額になりがちですが、それに見合った価値を提供しているとも考えられます。
対応に時間がかかることがある
大手Webマーケティング支援会社には、豊富なリソースや経験があり、予期せぬ問題に対しても高いレベルで対応できますが、そればかりではありません。
プロジェクトごとの対応が遅くなりやすく、特に緊急の課題や突発的な変更には迅速な対応が難しい場合もあります。
対応スピードを重視する場合、事前にコミュニケーションの頻度や方法を合意して、今後のトラブルを防ぐ対策を取っておきましょう。
デジタルマーケティング支援会社の選び方
デジタルマーケティング支援会社の3つの選び方について紹介していきます。
支援会社選びの参考にしてください。
自社のニーズとマッチしているか
自社のWebサイトにおける課題と目的、また課題をいつまでにクリアしたいかを確認し、その企業が自社のニーズに合ったサービスを提供しているか明確にすることが重要です。
たとえば、SNSマーケティングに特化した企業やSEO対策に強い企業、リスティング広告に力を入れている企業など、得意分野や提供サービスに特色があるため、自社の課題や目的に合ったマーケティング手法を提供できる企業を選ぶことで、ニーズに合ったマーケティングを実現できます。
実績や強みをチェック
デジタルマーケティング支援会社を選ぶ際は、会社の実績も見てみましょう。
特に自社の業界や事業フェーズ、同様の会社規模での成功実績があるかをしっかりチェックしておきましょう。
実績や強みを確認することは、自社にとって本当に適切なパートナーかどうかを判断するために不可欠です。
業界特有のトレンドや挑戦に精通していないとマーケティング戦略を練ることは難しいでしょう。
実際に、手がけた事例やクライアントからの評価は、企業の実力を判断する材料となってくれます。
しかし、ホームページなどでもすべての実績が公開されているわけではありません。
そのため、事前の打ち合わせや資料請求などで具体的な実績について調べることが大切です。
料金体系についてチェック
デジタルマーケティング支援会社を選ぶ際は、料金体系も必ずチェックしておきましょう。
会社によって費用は様々なので、まずは自社の予算に合った会社かどうかを把握しましょう。
また、長期的なプロジェクトになることも多々あるため、費用もかさむことがあります。
そういった場合には、費用とサービスのバランスが取れているかどうかも大切なポイントです。
安さだけで選ぶとサービスの質が悪くなり、求める効果が得られなくなります。
一方で、費用が高額だと予算が厳しくなる場合もあるため、費用とあわせてサービス内容なども一緒に確認しておくことをおすすめします。
デジタルマーケティング支援会社の費用感
デジタルマーケティングの相場について解説していきます。
ここでは、施策の内容別に費用の目安を紹介していきますので、依頼時の参考にしてみてください。
【SNS運用代行】
内容 | 金額 |
最低限もしくは一部の作業 | 10万円以下/月 |
運用全般の作業 | 20~30万円/月 |
コンサルティング | 10万~100万円 |
【広告運用代行の料金】
内容 | 金額 |
リスティング広告 | 10~数千円/1クリック |
SNS広告 | 10~900円/1件 |
動画広告 | 10~900円/1再生 |
広告の運用代行では広告費に加えて、デジタルマーケティング企業に支払う手数料が掛かり、広告費の20%程度が一般的な相場となっています。
【SEO対策の料金】
内容 | 金額 |
外部対策(月額固定型) | 1万~15万円/月 |
外部対策(成功報酬型) | 1万~100万円 |
内部対策 | 10万~30万円 |
【コンテンツマーケティング】
内容 | 金額 |
初期費用 | 10万~30万円 |
コンテンツ制作費 | 3万~8万円/1記事 |
代表的な成功事例
ここでは、デジタルマーケティングの代表的な成功事例について紹介していきます。
同様の成果を保証するものではありませんが、一度参考にしてみてください。
事例1:オウンドメディアからのリード獲得件数が26〜32.5倍に急成長
求人サイト「WILLOF(ウィルオブ)」を運営する株式会社ウィルオブ・ワークは、「Chance-Making Company」というブランドビジョンのもと、人材派遣、人材紹介事業のオウンドメディアを運営しています。
もともとはテレアポを中心とするアウトバウンド営業を中心に展開していましたが、より効率的に新規顧客を開拓するためにインバウンドマーケティング(オウンドメディア施策)の取り組みに注力しています。
しかし、「とりあえず思いついた記事を書こう!PVを伸ばそう!」など、成果指標や事業成長に基づいたプロセスを描くノウハウがごっそり抜けていたため、なかなか事業に直結する成果が出ないというのが課題です。
そこで、まずはPV数が出ていたとしても、自社の認知並びにリード獲得に繋がっていないコンテンツを一斉に削除。その上で、本質的な成果とは?を定め、目先の数字ではなく、成果から試算したオウンドメディアの運用を開始。リード獲得を成果指標と定めた上で、事業成長に基づいた戦略を練り記事を作成。
結果、お取り組み以前の2021年1月頃は、毎月の4、5件ほどだった弊社サービス全般への問い合わせ件数が、2022年6月時点で毎月130件前後まで急増し、26〜32.5倍もの急成長に繋がっています。
また、単なるお問い合わせだけではなく、オウンドメディア経由で獲得した問い合わせから数億を超える売上を作り出すことに成功しています。
事例2:マーケティング施策の全体的な見直しを行い、低迷していた売上アップを実現
ECサイトを運営するE社では売上が前年割れをしてしまい、その状況を打開するためにマーケティング施策の全体的な見直しを図りました。
各施策が売上にどう貢献しているか、投資対効果を可視化する体制を構築、施策の積極的な見直しを実施。
既存で実施していた施策の費用対効果を見て、新規ユーザー獲得を強化することで、売上拡大を期待。
SNSやリスティング広告配信の予算配分の見直しに加え、LINE公式アカウントのプッシュ通知の活用など、これまで実施していなかった施策も積極的に実施。前年割れしていた売上は最終的に前年比10%増まで成長しています。
引用ページ:デジタルマーケティングの成功事例5選|成功に導く5つの法則を解説
事例3:デジタルマーケティング強化で売上240%アップ
出典:ヒロセ補強土株式会社
ヒロセ補強土株式会社は、地山補強土や軽量盛土など、補強土壁工法の提案・コンサルタント・工事をされている企業です。
新型コロナウイルスの拡大により、顧客訪問件数が減少し、案件数や受注数も大幅に低迷したことから、コロナ前の対面式の営業だけでは厳しいと考え、新たな新規顧客の獲得方法を模索していたそうです。
そこで、当社のCMS「BlueMonkey」で自社サイトをリニューアルし、Web広告もスタートします。
その後MAツール「BowNow」も導入され、メルマガの配信やセミナー・ウェビナーの開催、ホワイトペーパーの実施など本格的なデジタルマーケティングに取り組んだ 結果、セッション数は2年で1,727から9,257の536%アップ、そのほかCV数は317%、売上も240%に向上しています。
デジタルマーケティングをきっかけに、自社のサービスを知らない新規顧客からの問い合わせも増加し、設計関連の問い合わせ数も約3倍を達成したとのことです。
引用ページ:【2024年最新】デジタルマーケティングとは|基本の手法12選と成功事例2選
デジタルマーケティング支援会社20選
デジタルマーケティング支援を行っている会社を20社紹介しています。
それぞれの企業の特徴を把握しておきましょう。
malna株式会社
出典:malna株式会社
malnaは、貴社の成長に必要な戦略の立案から施策の実行までを、貴社専属のマーケティング担当チームとなり、スタートアップならではの早いスピードでサービスをご提供します。
IT企業出身のコンサルタントが、 マーケティングやブランディング、IT化など、幅広い観点でトータル支援してくれます。
デジタルマーケティング支援については、ただ支援するだけでなく、分析〜効果検証までを行いつつPDCAを回し、売上成果にまでコミットした戦略設計をしてくれるのが特徴です。
費用は、サービス内容によって異なりますが、企業に応じた様々なプランを用意してくれているので、総合的なマーケティングを希望している企業に最適です。
加えて、自社ブログでも、広告運用やSEO対策などマーケティングのノウハウを積極的に発信しています。
デジタルマーケティング支援を依頼するだけでなく、ぜひブログもチェックしてみましょう。
株式会社電通デジタル
出典:株式会社電通デジタル
国内最大規模の総合デジタルファーム。“人”を基点としたマーケティング活動全体を設計・実行するための電通独自のフレームワーク「People Driven Marketing®」を活用し、一人ひとりのターゲットに対して最適な情報を最適なタイミングで届けることで、マーケティングの成果を最大化することに成功しています。
デジタル広告全般の運用やプランニング、データコンテンツのためのシステムの開発・設計・運用・PDCA推進といったサービスを提供し、幅広い支援を行っています。
電通グループの今まで蓄積してきた膨大なデータやノウハウを活用できる点が強みです。
また、新技術を活用したデジタルマーケティングに注力しているのも特徴です。
株式会社オプト
出典:株式会社オプト
広告代理店の中でも、インターネット広告事業に強みを持っている企業です。
リスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告、アフィリエイト広告、動画広告、ランディングページ(LP)の制作・運用などに取り組んでいます。
広告代理サービスだけではなく、マーケティングサービスやテクノロジーサービスなども提供し、あらゆるチャネル戦略やコミュニケーション戦略を駆使して業界をリードしているのも特徴です。
近年はデジタルシフト社と連携し、ChatGPTなどの生成AIを活用したデジタルマーケティングを支援するAIイノベーション推進室を設立しています。
サイバーエージェント
出典:サイバーエージェント
インターネット広告事業を展開しており、広告販売、最先端技術を活用したクリエイティブ制作、DX推進など、デジタルマーケティング全般における広告戦略の立案・運用を行っています。
Web広告をはじめ、SEOや動画マーケティングなど、あらゆるデジタルマーケティングに強く、クオリティの高いサービスを提供。
幅広いユーザー層や広告、技術研究による知見を集積しているのが特徴です。
また、「CA Dashboard」という広告主向けBIツール(企業が保有するデータを収集・分析・可視化して経営や業務に役立てるソフトウェア)を提供。これを用いることで、自社のネット広告の全配信データをWebで閲覧でき、さまざまな切り口で広告効果を確認することが可能となっています。
株式会社アイ・エム・ジェイ
株式会社アイ・エム・ジェイは、デジタルマーケティングとクリエイティブを融合させたサービスを提供し、ブランド戦略からコンテンツ制作までを一貫して支援する企業です。
Webサイト制作、Webマーケティングの日本最大手企業の一つで、多くの大手企業と取引実績があります。
「Web制作」と「広告マーケティング事業」の2つが主なサービスで、CMやプロモーション映像の制作も手掛けています。
同社は、アクセンチュアインタラクティブ(世界最大のコンサルティングファーム)のグループ企業であり、アクセンチュアが戦略構想などの上流を、アイ・エム・ジェイがシステム開発などの下流を担当し、DX支援を行っています。
アクセンチュアとの連携により、戦略策定から構築、運用までを一気通貫で提供するワンストップソリューションを提供している点も特徴です。
トランスコスモス株式会社
出典:トランスコスモス株式会社
トランス・コスモスは創業以来、取引数は3,000社を超え、テクノロジーと人を組み合わせて、「コスト削減」と「収益拡大」の支援「コスト削減」では、AIとbotに人の対応を組み、カスタマーセンターや人事/経理/営業バックオフィスのBPO、さらにはシステム開発や保守運用などのサービスを提供しています。
売上拡大の面では、ビッグデータ分析やインターネット広告、SNSマーケティング(LINEやTwitter活用)を活用したデジタルマーケティング支援を行い、企業の売上成長を支援します。
さらにトランス・コスモスは新規事業にも積極的で、LINEと共同で一般法人を設立し、自社の弱点の強みを活かしたいじめ相談サービスの立ち上げなど、社会貢献にも取り組んでいます。
株式会社アイレップ
出典:株式会社アイレップ
アイレップは博報堂DYグループの1つで、広告主のマーケティング成果を最大化するデジタルマーケティング会社です。
国内で圧倒的ナンバーワンのSEM領域に、データを起点とした新たな広告事業・ソリューション事業を加えることで、「ユーザーへの最適な情報流通により、国内外の顧客の成果を最大化へと導く企業」の地位を確立しています。
さらに、2018年から既存の領域にクリエイティブ事業も加え、統合的に顧客の課題解決に向き合う、統合デジタルマーケティングエージェンシーとしてより一層の飛躍を目指しています。
主な事業内容としては「広告代理事業」「ソリューション事業」「ツール事業」「その他(デジタルメディア事業など)」を手掛けており、実績としてGoogle Premier Partner Awardsの国内最優秀賞を3部門で受賞され、Yahoo!マーケティングソリューション ダイヤモンドパートナーにも国内最多で選出され、各方面より高い評価を得ています。
株式会社デジタルガレージ
出典:株式会社デジタルガレージ
デジタルガレージは、価格比較サイト「カカクコム」への出資、「Twitter」の日本展開、運営支援を行う等、1995年の設立以来、ポータル、メディアレップ、eコマース、モバイル、ブログと最先端のインターネットビジネスを創り上げてきたインキュベーションカンパニーです。
東京、サンフランシスコ、香港とグローバル3極にて「インキュベーション事業」、「マーケティング事業」、「ペイメント事業」を営んでいます。
「インキュベーション事業」では、国内外にてインターネットビジネスを中心に案件の発掘、を行い組織体制、実務支援、資金対策などはもちろん、事業の拡大、IPOまでも視野に入れたインキュベーション事業を行っています。
「マーケティング事業」では、最先端のWebの技術を駆使したデジタルマーケティング-リアルプロモーションまで、ROI(投資した費用に対する利益の割合を示す指標)重視のプロモーション提案を行っています。
「ペイメント事業」では、決済代行事業者として、EC事業者や対面小売店に向けて、クレジットカード決済やコンビニ払いに加え、QRコード決済、Suicaをはじめとする各種電子マネー等、様々な決済手段を一括提供し国内最大級のオンライン決済インフラ事業を構築しています。
株式会社スパイスボックス
出典:株式会社スパイスボックス
SNS起点のデジタルマーケティングを得意とする、博報堂グループの企業です。
ソーシャルビッグデータによる顧客分析や戦略設計から、インフルエンサー活用、コンテンツ制作、SNSアカウント運用、広告運用、各種分析、PDCAまで一貫して支援してくれます。
SNS上にある生活者の口コミや行動分析を通して、生活者の好意、共感を生む広告コミュニケーションを実現し、ブランディング支援等を行っているのが特徴です。
株式会社Speee
出典:株式会社Speee
インターネット広告配信を軸に、独自開発のプラットフォームの提供と合わせ、それを活用したデジタルマーケティングの戦略設計から実行、修正まで包括的な支援を実施しています。
事業内容は「マーケティングインテリジェンス事業」「デジタルトランスフォーメーション事業」「ビジネス R&D」の3つです。
「デジタルトランスフォーメーション事業」では、比較的IT化の恩恵を受けていない産業領域であった不動産やリフォーム、介護を対象にサービスを提供しています。
ナイル株式会社
出典:ナイル株式会社
ネイル株式会社は、SEO対策とコンテンツマーケティングを中心にデジタルマーケティングサービスを提供する企業です。
戦略策定からコンテンツ制作までを一貫して行うことが特徴です。
専門知識を持ったライターや編集者による高品質なコンテンツ制作支援を行い、SEOの観点を取り入れたコンテンツ提供に強みを持っています。
同社は、ユーザーや市場の詳細な調査を基に、目標設計やコンセプト設計など具体的な戦略構築を行います。
運用開始後も、分析結果をもとに報告や改善提案、いつまでも継続支援が受けられるため、長期的な成果を期待できます。
株式会社ウィルゲート
出典:株式会社ウィルゲート
株式会社ウィルゲートは、SEO対策に特化したデジタルマーケティング企業になります。
コンテンツマーケティング分野で豊富な実績を持っています。
「戦略支援サービス」「実行支援サービス」「分析支援サービス」と多岐にわたるサービスを提供し、SEOやコンテンツに関する幅広い支援を行っているのも特徴です。
同社は、オンラインで継続する記事発注サービスや、SEOに特化した記事作成を提供するサービスも備えており、効率的かつ効果的なコンテンツの提供ができます。
また、2018年にリリースされたSEO対策ツール「TACT SEO」は、キーワード調査や検索上位表示に向けた分析、改善策の提案まで幅広く支援するのが特徴です。
さらに、SEOだけでなく、DXコンサルティングやM&A仲介事業、SNSを活用した営業支援「ソーシャルセリング」にも対応しています。
株式会社D2C
出典:株式会社D2C
ドコモと電通の共同出資会社で、ドコモメディアの活用を中心に、オウンドメディアやインターネット広告事業を行っています。
NTTドコモの消費者ビッグデータを活用し、精度の高いターゲティングや広告企画が可能。現在は「統合マーケティングパートナー」として、さまざまな解決策を提供してくれるのも魅力です。
株式会社アドウェイズ
出典:株式会社アドウェイズ
エージェンシー事業(広告代理業)とアドプラットフォーム事業(マーケティングプラットフォーム提供)を中心に、さまざまなデジタルマーケティング事業を展開。
「人」による高い運用力と創造力、AI活用の高度なテクノロジーを組み合わせ、効果的なPRと分析を実現しています。
アジアを中心にグローバルな展開をしていることも特徴です。
株式会社マクロミル
出典:株式会社マクロミル
マクロミルは、マーケティングリサーチに強みがあり、主に「マーケティング・リサーチ」と「コンサルティング」を提供しています。
マーケティングリサーチは、インターネットリサーチ、オフラインリサーチなどの様々な手法を駆使してマーケティングの調査企画・集計・分析を行う事業です。
コンサルティングでは、データ活用の要件定義、システム環境構築などを行っています。
アンダーワークス株式会社
出典:アンダーワークス株式会社
アンダーワークスは、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)・テクノロジーベンチャー・VCなどを経て、独立した田島 学氏が2006年に創業したファームです。
会社としての強みは3つあります。1つ目は 「戦略から実行まで一気通貫で支援できること」です。
デジタルマーケティングの戦略立案、顧客体験を向上させるためのカスタマージャーニーマップ作成などの上流フェーズだけでなく、Webサイトリニューアルやマーケティングテクノロジーの導入、運用支援までワンストップで支援しています。
2つ目は「フラットに最適なソリューションを選定できること」です。
クライアントの環境を理解した上で最適なマーケティングツールの選定を行うことができます。
3つ目は「グローバル領域に強いこと」です。
豊富なグローバルプロジェクトの実績があり、社内のバイリンガル比率も約40%とかなり高めになっています。
世界60カ国7,000社超の企業の働きがいを調査した「Great Place to Work ® Institute Japan」では、「働きがい認定企業」に2年連続で選出されるといった実績もある企業です。
株式会社ライフェックス
出典:株式会社ライフェックス
ブランドアイデンティティを構築し、それを中心にブランディング、マーケティング、CRMを一気通貫で支援してくれます。
新規顧客の獲得から安定的な売上獲得まで最適なマーケティング施策を提供してくれるのも特徴です。
ブランディングが強みであり、広告の運用とインハウス化、コンタクトセンター構築、PR・SNS運用、LINE活用、チャットフォームの提供など、多彩な支援を行っています。
株式会社TryAngle
出典:株式会社TryAngle
事業としてのECを俯瞰的に支援することを売りにしている企業で、EC事業戦略・企画、ECサイト構築・制作、ECサイト運営支援、パッケージ製品の導入支援などを行っています。
会社ごとの特性を踏まえたコンサルティングや、リリース後の運用を見据えたECサイト構築、数値などの事実に基づく確かな改善ができることが特徴です。
株式会社メディックス
出典:株式会社メディックス
メディックスは広告代理店として、インターネット広告やリスティング広告を中心にネットブランディングまでワンストップで提供する企業です。
バナー広告やLP、動画広告の支援も行っており、それぞれに特化したプロのスタッフ多数在籍しています。
クライアントのデジタルマーケティングに必要な幅広い制作物を提供できる点が強みです。
株式会社セプテーニ
出典:株式会社セプテーニ
デジタルマーケティング事業では、デジタル広告による顧客のDX支援や、データの収集・統合、AIの活用などのソリューション提供を行い、企業のDXの総合的な支援を手がけています。
電通グループの強みを生かした、スピード感のあるマーケティングが可能。ブランド広告にも力を入れているのも特徴です。
セプテーニは、デジタル広告を中心とした事業を展開しているデジタルマーケティング企業です。
デジタルマーケティング事業では、デジタル広告による顧客のDX支援に加え、データの収集やAIの活用などによるソリューション提供も行っています。
Facebook Business PartnerやPlanning Partner(LINE)など、各種受賞歴も豊富です。
デジタルマーケティング支援依頼時の注意点
デジタルマーケティング支援依頼時の注意点を4つほど紹介します。
これから外部に依頼を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
4つの注意点
- 何から手をつければよいかわからない
- 予算に合わせた運用は対応可能か
- 成果がでるまでどれくらいの時間が必要か
- 社内に詳しい担当者がいないが対応してもらえるか
何から手をつければよいかわからない
まずは、気軽に相談してみましょう。
一言にデジタルマーケティングといっても手法も様々なので、何から手を付けていいか分からない担当者の方もいるかもしれません。
そんな状態でもトータル的に支援してくれる会社も豊富にあります。
予算に合わせた運用は対応可能か
結論、対応は可能です。
料金については、大まかな相場を紹介してきましたが、企業によって置かれている状況は異なります。
malna株式会社でも丁寧にヒアリングを行い、最適なプランや料金を提示いたします。
成果がでるまでどれくらいの時間が必要か
手法によって、目安は異なります。
例えば、コンテンツマーケティングやリスティングなどはおよそ半年、SEO対策なら4ヶ月~となっています。
これらの期間は、あくまでも一般的な目安となっており、場合によっては一年単位で時間がかかる場合もあります。
社内に詳しい担当者がいないが対応してもらえるか
自社内にデジタルマーケティングに詳しい担当者が居ない場合でも問題ありません。
特にメディアの立ち上げから支援してくれる会社もあるため、知識に自信がなくても安心して任せることができます。
さいごに
本記事では、おすすめのデジタルマーケティング支援企業20選に加え、選び方なども紹介してきました。
デジタルマーケティングを支援する企業は、自社の事業成長に欠かせない重要なパートナーになってくれます。
自社の目的や課題を把握したうえで、ニーズにマッチした最適な企業を選びましょう。
malna株式会社では、IT企業出身のコンサルタントが、 マーケティングやブランディング、IT化など、幅広い観点でトータル支援いたします。
戦略立案・運用・月々のレポーティングなど効果的な施策を打つための支援が可能です。
デジタルマーケティングについてお悩みの方は、この機会にぜひ、お気軽にお問合せください。
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